スポニチ

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 「第16回しまだ大井川マラソンinリバティ」(スポニチ共催)は27日、静岡県島田市第三小前をスタートし、大井川沿いのマラソン専用コース“リバティ”を経て同市陸上競技場をゴールする42・195キロなどに8306人がエントリーして行われた。

 

 男子フルは初マラソンの小川孝代(24=東京)が2時間25分10秒で初優勝。終盤のスパートで2位に52秒差をつけ、両手を広げてゴール。「フラットで走りやすいコースなので出場した。優勝すればシンガポールマラソンに出られるので良かった」と喜んだ。

 秋田・大曲高―高崎経大で陸上部に所属。卒業後は会社員として競技を続け、見事に結果を出した。この日は「尊敬する選手」という大迫傑(33)がゲスト参加。「スタートで目の前に大迫選手がいたし、コース上でも何度もすれ違った。元気をもらった」と刺激を受けての走りだった。

 優勝者に贈られるシンガポールマラソン招待券を手に「これからも市民ランナーとして頑張りたい」と笑った。