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 ◇ワールドシリーズ第1戦 ドジャース6―3ヤンキース(2024年10月25日 ロサンゼルス)

 名門対決に先勝したドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、フリーマンの逆転サヨナラ満塁弾を「私が野球を見てきた中で間違いなく最高の瞬間の一つ。ドラマチックな終わり方」と激賞した。

 7番スミスから始まる10回攻撃を「(1番の大谷)翔平を打席に立たせたかった」と振り返る。1死一、二塁で大谷は凡退したが、ベッツの申告敬遠でフリーマンに打席が回り、指揮官は「フレディの打席には自信があった。素晴らしかったし、最高に興奮させられた」と称えた。

 ≪奮投6投手は指揮官の誇り≫ドジャースは投手陣が3失点で踏ん張り、劇的勝利を引き寄せた。

 ドジャースタジアム近くで育ったフラーティが先発。2ランを許すも、6回途中2失点と役割を果たした。かつてはファンとして座った観客席からの大声援を受けて力投し「この街は最高だ」と笑顔。その後はともに故障から復帰したグラテロルや左腕ベシアも起用するなど6投手が奮闘し、ロバーツ監督は「我々にはいい選手がたくさんいる」と大きく胸を張った。