マクドナルド

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 【ニューヨーク=金子靖志】米疾病対策センター(CDC)は22日、米マクドナルドのハンバーガーとの関連が疑われる腸管出血性大腸菌O(オー)157の集団感染が起きたと発表した。

 22日夜時点で、コロラド州とネブラスカ州を中心に計10州で49人の感染が確認され、10人が入院、1人が死亡した。

 CDCによると、聞き取り調査をした全員が発症前に同社のハンバーガー「クォーターパウンダー」を食べたという。どの具材が感染源となったかは不明だが、CDCは生タマネギのスライスと牛肉のパティを検査している。いずれの具材もこの商品のみに使われており、同社はCDCに両具材の利用を停止したことを報告した。