打撃練習する柳田(撮影・西田忠信)

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 ◆ソフトバンク全体練習(22日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(36)が、26日から始まる日本シリーズでの活躍を誓った。

 ソフトバンクが日本シリーズでDeNAと対戦するは2017年以来。そのときは、柳田は打率3割2分、4打点を残し、シリーズの優秀選手賞に選ばれた。横浜スタジアムの印象について「応援がすごかったですね、それだけ覚えてます。それ以外あんま覚えてない」と振り返る。

 今季は故障離脱で交流戦に出場できなかったため、2022年の交流戦以来自身2年ぶりの横浜スタジアムだ。横浜でのレギュラーシーズンの成績は16試合で打率3割8分9厘、5本塁打、16打点を残しており、相性は良い。特に2015年の交流戦で三浦大輔投手(現監督)から放ったバックスクリーンへの特大アーチは衝撃を与えた。ただ、柳田は「めっちゃ前なのであんま覚えてない」。

 17年の日本シリーズでは全試合1番で出場。リードオフマンとして、チームを日本一に導いた。今季のDeNAについて「(投手は)みんな良いし、打つし、強いなって印象」と語る柳田。「(打順は)何番でも(いい)って感じで。まずは1本、1勝」と意気込んだ。再び日本シリーズという舞台で大暴れする。(大橋昂平)