リーグ優勝決定シリーズ第6戦に敗れ、ワールドシリーズ進出を逃したメッツの選手たち【写真:Getty Images】

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メッツはドジャースに敗れて今季終了

 米大リーグ・メッツは20日(日本時間21日)、敵地でドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦を行い、5-10で敗れた。2勝4敗となり、今季終了。ワールドシリーズ進出は叶わなかった。米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」は、失意のメッツファンに直撃。同じニューヨークを本拠地とするヤンキースがドジャースと世界一を懸けて激突するが、ヤンキースを応援する声は少なかったようだ。

「不機嫌なメッツファンは、ドジャースに屈したのち、ワールドシリーズではヤンキースを応援しないと誓う。『我々はまたしても、十分ではなかった』」との見出しがつけられた記事では、試合後のメッツファンの声が紹介されている。

 そのうちの一人、ウォルター・ニルソンさんは「ここまで(ワールドシリーズに)近づくとつらい。シーズンを通して、良い時も悪い時もチームにとても多くの投資をしてきたから。プレーオフが近づいて、サブウェイ・シリーズを思わせられた時、本当に興奮したんだ」と心境を明かしている。「ヤンキースがワールドシリーズに進出し、我々ができなかったことは、傷口に塩を塗るようなものだ」と悔しがった。

 またジョー・ビビアーニさんは、どちらを応援するかと問われると「ドジャース一択だ」と断言。「5分前は彼らに地獄に落ちてほしかったけど、今から10月末まで熱烈なドジャースファンだ。4試合で勝ってくれることを願うよ」と“打倒ヤンキース”を願っていた。

 リサ・クルーガーさんも「ヤンキース応援じゃないわ」とコメント。「ドジャースは今、特に好きじゃない。彼らは私たちを負かしたから……」と話しながらも「でも、のぼせ上がっているヤンキースを彼らが同じようにしてくれたら少しは満足できるわ」とそれでもヤンキースが勝つことは望んでいないとしている。

(THE ANSWER編集部)