“あるべき物”が無く… 顔にけが 5歳女児転落 遊具に不審な点

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公園の遊具、高さ2メートルから女の子が転落。この事故には不審な点が見つかりました。

【写真】“何者かがボルトを抜き去ったか” 女の子が遊んでいた遊具

■5歳女児転落 遊具に“不審な点” 福岡・久留米市

公園の遊具で遊んでいた5歳の女の子が約2メートルの高さから転落する事故が起きました。

ネットに落ちたため、顔の擦り傷を負っています。
ただ、この事故には不審な点が…

久留米市田主丸総合支所 遊具を管理 梅野智成 主査
「デッキ部分の床を固定しているボルトが2本あるんですけど、何らかの要因によってなくなっている」

女の子が転落した遊具には本来あるべきボルトがなく、丸太でできた足場17本のうち1本は、固定するボルトが両端ともありませんでした。

この上に乗った女の子はバランスを崩して2メートルほど転落。

なぜボルトはなかったのでしょうか?

■“遊具のボルトは何者かが抜き取り持ち去ったか”久留米市田主丸総合支所 遊具を管理 梅野智成 主査
「(ボルトを)上から差し込んで丸太に固定する構造なので、上から引き抜かない限りボルトはなくならない」

市は「ボルトは何者かが抜き取り持ち去った」とみています。

警察に被害届を提出。警察は器物損壊事件も視野に捜査しています。