Image: GizChina

これぞスマートリングの最適解!

Samsung(サムスン)が参入し、一気にメジャー路線へ進んできた感もあるスマートリング。ですが、もう一歩使いやすさの面で踏み込んでほしいなって思っているユーザーも少なくないはず。そこへXiaomi(シャオミ)が新風を吹かせてきそうですよ。

まさかのサイズ自動調整?

このほどNeowinは、新たにXiaomiが申請したスマートリング関連の特許情報について報じました。

中国で特許商標登録などの知的財産権管理を進める国家知識産権局(CNIPA)へ申請されたという同特許から明らかになったのは、なんとサイズごとに別製品を用意する必要がない、オールワンサイズのスマートリングです。

どうやら内側にラバーなどの伸縮素材が使用されているらしく、ユーザーがはめた指のサイズに合わせ、スマートリングを自動でフィットするよう調整。

これでいちいち指のサイズを測定する必要がなくなるほか、購入後に太ってしまったり、日によって手がむくんでしまうなど、微妙に同じユーザーでも変化していく指の状態に、柔軟に対応できるとされていますね。

低価格で高機能を実現…?

Xiaomiというと、もう驚きのコストパフォーマンスで新製品を発売してきている話題性がインパクト大。すでに同社がスマートリングを開発している噂は流れていましたけど、この特許技術が採用されれば、サイズ別にモデルをそろえる必要がないので、グンと低価格化に期待できそうです。

Image: NTT Docomo

ただ安かろう、悪かろうではなく、高機能なスマートリングが目指されていることも伝わってきます。NTTドコモが「EVERING」で実現していますが、スマートリングでタッチ決済できてしまうと、おサイフいらずで本当に便利。Xiaomiのスマートリングには、NFCチップが搭載される可能性が高いみたいですよ。

あと指輪をなぞってスマホ操作できる機能や、マイクとスピーカーまで装備されることが、特許情報から判明しているんだとか。これはもしやスマートウォッチに顔を近づけて通話するスタイルの上を行く、指輪に口を添えて話すコール機能の実装では?

なにはともあれ、どんなふうにXiaomiがスマートリングに殴りこみをかけるのか、今後の正式発表が楽しみな限りです〜。

Source: Neowin