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実業家のイーロン・マスク氏は、アメリカ大統領選挙の激戦州でトランプ前大統領を支持する団体の署名活動に賛同した有権者のなかから抽選で、毎日1人におよそ1億5000万円を配ると発表しました。

これは激戦州ペンシルベニア州で20日、有権者におよそ1億5000万円の小切手が渡されたとする場面です。マスク氏は自らが設立したトランプ氏を支援する団体に、直近3か月間でおよそ112億円を献金しています。マスク氏は、この団体の署名活動に賛同した激戦州の有権者のなかから抽選で毎日1人を選び、およそ1億5000万円を配るとしています。来月5日の投票日まで毎日続けるということです。

アメリカの連邦法では、投票や有権者登録と引き換えに金銭などを支払うことを禁止しています。マスク氏はトランプ氏への投票を直接呼びかけてはいないものの、署名は有権者登録を行った人を対象にしていることから、違法性を指摘する声が上がっていて「法執行機関の捜査対象になる可能性がある」との見方もでています。