ファーストクラスに無料で座れる!? 米客室乗務員が明かす3つの裏ワザ
「誰にも言わないでください。でも、ファーストクラスに無料でアップグレードする方法はたくさんあるのです」
こう明かしたのは、米国で客室乗務員として働きながら、TikTokで330万人ものフォロワーを持つインフルエンサーのシエラ・ミストさん。彼女流の「無料でファーストクラスにアップグレードする3つの方法」をご紹介しましょう。
1: 客室乗務員には親切に
「え、そんな方法?」と思うのが、客室乗務員に親切にするという方法。シエラさんいわく、客室乗務員は1日14時間以上働くこともあり、「食事に行く時間さえない」そう。
そのため、客室乗務員に親切にすれば、ひょんなことで「よろしければ、ファーストクラスへどうぞ」と言われる可能性だってあるというのです。「スターバックスのコーヒーやチョコレートをもらえたら、ミラクルを起こせるかも」と話しています。
2: 後方の席に座る
エコノミー席に座った乗客をファーストクラスに移動させる理由として、重量の問題もあるそう。機体の一部に重量がかかっていたら、それを分散させることが考えられます。
シエラさんによると、「ほとんどの飛行機は機体の後方が重いので、後方から前方に重量を移す必要がある」とのこと。つまり、後方の席に座っていれば、「重量の関係で、機体の前方にあるファーストクラスへ移りませんか?」と声をかけられる可能性があるというのです。
3: ファーストレスポンダーであること
ファーストレスポンダーとは、消防隊員、警察官、自衛官など、急病や事故が起きたときに、救急隊が到着するまでの間に救急措置を行える職業に就く人のこと。
飛行中に急病人が出たとき、機内にいる人だけで対応しなければならないもの。そのため、ファーストレスポンダーは重宝される存在です。シエラさんは「搭乗時にファーストレスポンダーであることを伝えてもらえれば、緊急時に対応してもらいやすくするため、アップグレードされる可能性がある」と話しています。
ファーストクラスに移動できなくても、緊急時にすぐに対応できるように、足元のスペースが広い非常口近くの席に座ってもらうこともあるそうです。
シエラさんのこの投稿に対してはさまざまなコメントが寄せられ、同じ業界の人からは「スターバックスのコーヒーをもらってもファーストクラスの席はあげられない」とか「うちの航空会社では無償でアップグレードをしない」のような声もあります。どうしてもファーストクラスに乗りたい人は、ダメ元で試してみては?
【主な参考記事】
New York Post. I’m a flight attendant - there are 3 easy hacks to score a free first-class upgrade. September 29 2024