性的人身売買の罪で逮捕起訴されているショーン・コムズ。パーティーでデンゼル・ワシントンと言い争いになっていたことが明らかになった。

コムズと親しい人物は雑誌『Usウィークリー』に、2000年代初めに彼が開催したオールナイトのパーティーでの事件を証言。ワシントンが妻のポーレッタと共にパーティーに来ていたことを語った。「2人は夜明けまでパーティーに参加していた。でもそこで何かがあり、ワシントンはパーティーから飛び出して行った」。関係者によるとワシントンはコムズに「君は誰にも敬意を払っていない」と怒鳴っていたという。ワシントンはこの報道にまだ何もコメントしていない。

ホテルでフリーク・オフと呼ばれるパーティーを開催していたコムズ。女性たちを騙してパーティーに呼び、薬物を与えて性行為を強制させていたことがわかっている。同時に自宅でもセレブたちを招いて盛大なパーティーを度々開いていた。そこにはレオナルド・ディカプリオやアシュトン・カッチャー、ジェイ・Z&ビヨンセ、マライア・キャリーや元カノのジェニファー・ロペスら多くのセレブたちが出席していたことがわかっているが、関係者によるとそのパーティーも夜が深まるにつれてエスカレート。セレブたちは帰るタイミングを探していたという。

関係者は同誌に「午前2時に行われていたことは、午後5時に比べれば些細なものだった」とコメント。「パーティーはワイルドでなんでもありだった」「女の子たちが服を脱ぎ始める。それがみんなの帰る合図だった」と話している。その時刻になるとドラッグも登場、パーティーは朝7時まで続いたという。「セックスワーカーたちが、ゲストたちのどんな求めにも応じていた」。

コムズはこれから刑事裁判だけでなく、新たな民事裁判でも責任を問われる可能性が浮上している。テキサス州を拠点にする弁護士トニー・バズビーはコムズによる性的暴行や監禁、売春の強要の被害者、男女100名以上から彼を訴える相談を受けていることを記者会見で明らかにした。バズビーは集団訴訟ではなく個別に訴えると表明、コムズ以外の「多くの実力者」もこの裁判に巻き込まれるだろうとコメントしている。その実力者とは誰なのか、注目が集まっている。