4年ぶりのセ・リーグ優勝を決め、喜ぶ巨人の大勢(中央上)ら=28日、マツダスタジアム

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 8―1と大量リードの九回2死に、抑えの大勢は登場した。

 代打二俣に直球を中前へ運ばれたが、続く末包を155キロで二ゴロに仕留めてゲームセット。胴上げ投手は「あまり力まないタイプだけど、ちょっと意識して力んでしまった」と苦笑いを浮かべた。

 今季はけがの影響で2軍落ちも経験したが、終盤は安定感のある守護神として勝利に貢献した。「いろいろあったシーズン。ぜいたくな登板をさせてもらった」と余韻に浸っていた。