(C)JMPA

写真拡大

宮内庁は9月24日、愛子さまが28日から1泊2日で予定されていた石川県能登半島地震の被災地への訪問を取りやめると発表した。復興状況を視察する目的だったが、能登地方の豪雨被害を受けての判断だという。

9月21日、能登半島を襲った記録的な豪雨。輪島市などでは23もの河川が氾濫し、複数の住宅が流されたほか、仮設住宅が浸水。25日時点で9人の死者と6人の安否不明者が出るなど、甚大な被害を受けている。

「今回の記録的な豪雨により能登地方で大きな被害が出ていることに愛子さまは深く心を痛めておられるそうです。現地の被害状況を考慮して、宮内庁は石川県と対応を検討。両陛下と愛子さまにも相談の上、今回の判断に至ったそうです。現在の状況で訪問なさることは、むしろ現地の負担になるとお考えになったのではないでしょうか」(皇室担当記者)

愛子さまは当初、被害の大きかった志賀町と七尾市で能登半島地震からの復興状況を視察し、復興に取り組む人々と懇談などをする予定だった。

「元々はご多忙な両陛下に代わって、“能登半島の人々を励ましたい”と、愛子さまが被災地訪問を自ら嘆願されたと聞いています。実現すれば初めての単身での地方での公務となるはずでした」(前出・皇室担当記者)

このご訪問取りやめについて、残念がる人もいる一方で、ネットやXでは賛同の声も多く上がっている。

《思いやりのあるご決断だと思います》
《残念ですがご訪問ができなくても能登に心を寄せられてるのかなと思います。愛子さまのご訪問やお言葉が必要になる時が来ると思います》
《大変残念な事ではありますが、ご賢明な判断だと思います。今、石川県を訪問なさるのは、現地の方々にとってご負担になると判断されたのですね》
《賢明なご判断でさすがだと思いました。無理をすれば復旧作業に差し障りが出る事にもなるでしょうから、残念ですがやはり延期するべきです。あらためて被災地の方々を励ましてさしあげてほしいです》