韓国のドラマ授賞式、歌手の祝賀ステージを“強制中止”させて物議…謝罪なくファンから批判殺到

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韓国のドラマ授賞式でアーティスト1組の祝賀ステージが“強制中止”となり、物議を醸している。

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9月25日に行われた「ソウルドラマアワード2024」では、5人組ボーイズバンドN.Flying(エヌフライング)のボーカル、ユ・フェスンが祝賀ステージを披露する予定だったが、当日に中止となった。

未熟な運営によって公演が強制的に中止となったわけだが、これに関して「ソウルドラマアワード」側は現在まで謝罪を発表していない。

同日、「ソウルドラマアワード」側は本サイト提携メディア『OSEN』に対し、「確認してから再び連絡する」とだけ伝えた。以降、現在まで追加の立場は明らかになっていない。

ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区のKBSホールで行われた「ソウルドラマアワード」では、パク・チャヌク監督、パク・インジェ監督、デレク・ツァン監督、カミラ・アンディニ監督のほか、俳優ソン・ガンホ、女優ヨム・ヘラン、俳優アン・ジェホン、女優キム・ヘユン、ボーイズグループSEVENTEENのスペシャルユニットBSS(ブソクスン)などが参加した。

また、祝賀ステージとしてZEROBASEONE、NMIXX、そしてユ・フェスンらの出演が予告され、ファンの期待を集めていた。「ソウルドラマアワード」側も、9月13日に上記アーティストのステージ出演を宣言していた。

(画像=SDA 2024)「ソウルドラマアワード2024」ポスター

ところが、当日はZEROBASEONEとNMIXXはステージを披露したものの、ユ・フェスンのステージは行われなかった。

これに対し、N.Flying側は「本日予定されたソウルドラマアワード2024祝賀公演は、現場のディレイの状況によって中止となったことをお知らせします。待ってくださったファンの皆様にお詫び申し上げ、改めてファンの皆様のご了承をお願いいたします」と伝えた。

ユ・フェスンも同日、インスタグラムの個人アカウントで「ソウルドラマアワード」出演のため舞台裏で待機していた当時の写真を投稿した。ぱりっとしたスーツの衣装に身を包み、インイヤーモニターを着用したり、椅子に座ってマイクを手にするなど、直前までステージを待機していた様子が伺えた。

しかし、ステージが突然中止となったため、自身の歌声を披露することなく会場を後にしなければならなかった。

(写真=ユ・フェスンInstagram)「ソウルドラマアワード」舞台裏でのユ・フェスン

突然のステージ中止にはファンはもちろん、ユ・フェスンも困惑して残念に感じたはずだ。

彼はファンコミュニケーションプラットフォームに「惜しい」とし、「自分も詳しくはわからない。ただ自分の順番だったので舞台裏にいたが、急にステージが消えた。自分の順番がスキップされたと聞いて、急いで再び退勤したのだ。自分から下手に言えることはない。それよりも、朝から自分に会いに来た人たちがずっと待っていたはずなのに、面倒を見ることができず申し訳ない。挨拶でも何かしてくればよかった」と綴った。

ファンは強制的にユ・フェスンのステージが中止となったことに激怒した。彼らは「歌手がステージの準備まで終えたのに、このように突然中止になることができるのか」「どうしてこのようなことが起きるのか」「一言の謝罪もないからさらに腹が立つ」などの反応を示した。

(写真提供=OSEN)ユ・フェスン

ユ・フェスンのステージが取り消された理由が所属事務所側によって明らかになった一方、「ソウルドラマアワード」側からは説明はもちろん、謝罪の立場も出ていないことから、ファンの非難が続いている。