今後24時間以内に、新たな台風が発生する可能性があります。台風に発達すると「台風16号」となる見込みです。日本のすぐ南の海上で発生する予想となっており、今後の動向に注意が必要です。

日本のすぐ南海上 熱帯低気圧台風に発達へ

気象庁は今日25日午前9時、日本のすぐ南海上にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風になるとみられると発表しました。
台風に発達すると「台風16号」となる見込みです。今月に入って6個目の台風となります。

日本のすぐ南海上で台風に発達したあと、予報円を見ると時計回りにやや北上する可能性があります。台風としてあまり発達することはなく、27日には熱帯低気圧に変わる予想ですが、今後の動向にご注意ください。

まだ台風シーズン続く

台風の統計をみると、9月の台風発生数は平年5.0個で、8月に次ぐ多さになっています。接近数は8月と並ぶ平年3.3個、上陸数は年間で最も多い平年1.0個です。

日本近海の海面水温は平年に比べて高く、陸地のすぐそばまで台風が発達しやすい状況となっています。
台風シーズンは9月だけでなく、10月も前半を中心に続きます。台風が発生している際には、どういった影響があるのか情報をこまめにご確認ください。