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 ◇パ・リーグ ソフトバンク9―4オリックス(2024年9月23日 京セラD)

 マジック「1」としていたソフトバンクが23日、オリックスに勝ち、4年ぶり22度目(1リーグ時代を含む)のリーグ優勝を決めた。試合後に小久保裕紀監督(52)、選手会長の周東佑京内野手(28)、有原航平投手(32)、栗原陵矢内野手(28)が優勝記者会見に臨んだ。

 栗原は有原の会見中になぜかリップクリームを塗り塗り。ネットでは「リップ栗ーム」などと突っ込まれていたが、自身にマイクが回ってくると「素直にうれしいですし、ここ何試合か緊張があってホッとしている」と喜びを語った。

 4年前にも優勝を経験しているが、「立場も変わったし、去年、一昨年とケガをして悔しさもあった。その中で自分がしっかりと出て優勝争いができてうれしかった」と今シーズンの戦いを振り返った。

 今季はチームの中心として引っ張ってきたが、「ちょっと出だしでつまづいたし、数字を見てももっともっと引っ張らないといけないなと思った」と慢心はない。打点も現在79とキャリアハイを更新中だが「たくさんチャンスをつくってもらってる。もっと還せるところもあるし、もっと上を目指したい」と話した。

 会見の最後には今年のチームの強さについて問われると「難しいですね…。ほんとに若い選手からすべての選手が凄かったと思います(笑い)」とうまく答えられず。

 また、小久保監督が会見で「残りシーズンはタイトルが絡んでる選手がいる。周東も盗塁王があるし、栗原はちょっとタイトル関係ないかもしれないんですけど(笑い)。有原も最多勝も懸かってるんで」と発言したことを受け、栗原は「タイトル争いに加われるように残りの試合頑張ります(笑い)」との言葉で締めくくった。