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 ソフトバンクが23日、4年ぶりのリーグ優勝を決めた。歓喜の輪にはケガで戦列を離れた近藤健介外野手(31)と柳田悠岐外野手(35)の姿もあった。

 優勝が決まった瞬間、松葉杖姿の近藤と柳田がグラウンドに姿を現し、笑顔で選手たちを迎えた。

 近藤は16日のオリックス戦で盗塁を成功させた際に右足首を負傷して途中交代。前日17日に出場選手登録を抹消され、「右足関節捻挫」と診断されていた。終盤に無念の戦線離脱となったが、今季は全試合5番として起用され、129試合で打率・314のハイスコアをマーク。強力打線をけん引した。

 柳田は5月31日の広島戦で内野ゴロを打った際、右脚を痛がるそぶりを見せて最後は倒れ込むように一塁にヘッドスライディング。アウトの判定後は、苦悶の表情で立ち上がれずコーチに支えられ途中交代。「右半腱様筋損傷」で全治4カ月と診断され、リハビリ組で調整を続けてきた。今月20日にはウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦(タマスタ筑後)で実戦復帰を果たした。