スポニチ

写真拡大

 お笑いコンビ「天津」の木村卓寛(48)が23日、都内で「いわて純情米」の新CM発表会に出演した。

 2008年にエロ詩吟で一世を風靡(ふうび)した木村は、21年3月に家族と岩手県に移住。岩手朝日テレビの情報番組「Go!Go!いわて」(土曜前7・30)MCや移住促進の「いわて暮らしアンバサダー」など、岩手に根ざした活躍を見せている。この日は「いわて純情米応援団長」として登壇した。

 イベントには地元岩手出身でCMに出演するロッテ佐々木朗希投手(22)の身長にちなんだ19・2センチの通称「朗希もり」が登場。大盛の白米を黙々と食べ進め「本能が求めている味。めちゃくちゃおいしい。冷めてもおいしい」とアピールした。

 3年間で県の33市町村全てを回り、現在は「2周目」に突入したという。お気に入りの場所を聞かれると小岩井農場の一本桜を挙げた。「牧草地帯で北海道みたいな場所なんです。そこに一本だけあって、その後ろに岩手山がどーんと見える。本当に雄大な景色が見える場所です」と魅力を力説した

 岩手の暮らしぶりについては「岩手に行ってから、すっかりエロは封印してしまいました。本当につまらない男でございます」と告白。イベント後、報道陣に発言の真意を問われるとと「需要がないんですよ。誰も求めていないというのもありますし、コンプライアンスとかもあります。時代ですかね。好感度を守りたいというのも少しはあるかもしれないです」と苦笑いだった。

 大ブレークした詩吟も披露。「冬場〜〜岩手のおうちでは〜〜玄関が第2の冷蔵庫になる〜〜。あると思います!」と岩手愛あふれるネタで会場を盛り上げた。