RKC高知放送

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去年、高知市の路上で男性に集団で暴行を加え死亡させたとして傷害致死の罪に問われている男5人のうち3人の裁判が9月20日に結審し、検察側はいずれも懲役12年を求刑しました。

傷害致死の罪に問われているのは高知市中須賀町の建設会社経営・永橋雄翔被告(26歳)、大津乙の建設作業員・永橋龍和被告(24歳)、薊野北町の無職・郄橋朋也被告(24歳)、香美市土佐山田町・無職森田匠被告(25歳)、土佐町田井の建設作業員・田岡大河被告(23歳)の5人です。
起訴状によりますと5人は共謀のうえ、去年9月に高知市一宮の路上で市内の職業不詳の当時22歳の男性に対して集団で顔を殴る蹴るなどして複数回暴行を加え、外傷性ショックにより死亡させたものです。

20日に高知地裁で開かれた裁判員裁判で、凶器を使って集団で一方的に暴行を加え続けた犯行は執拗で危険性が高く相当悪質だとして、検察側は5人のうち永橋龍和、郄橋、森田の3人に対していずれも懲役12年を求刑しました。

一方、弁護人は犯行時の役割なども考慮して量刑を判断するよう求めました。
判決は9月27日に言い渡されます。