群馬県議会の第3回定例会が19日に開会し、山本一太知事は公共交通機関の利用促進や子育て支援などを盛り込んだ86億円あまりの一般会計補正予算案など、13議案を提出しました。

山本知事は「今回の補正予算案では、2期目の基本政策で掲げた新群馬の創造をさらに進め、新たな富を生み出すための政策を加速させたいと考えています。また県民の声に耳を傾け、災害への対応や子ども施策も充実させ、山本県政の原点である県民幸福度の向上についてもしっかり取り組んで参ります。」と述べました。

19日の本会議には、総額86億6952万円の一般会計9月補正予算案など13議案が提出されました。

9月補正予算案には、ICTを活用した公共交通機関の利用促進や自動運転バスの導入に向けた実証実験のための調査費用、それに災害時に避難所で利用できる移動式のトイレコンテナの導入費用、通学路の除草・伐木のための経費などが盛り込まれています。

また19日は、6月17日付けで再任された宇留賀敬一副知事や、7月1日付で就任した竹内健公安委員長らが就任のあいさつを行いました。