初回、三盗を決めた巨人・丸佳浩

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　巨人の丸佳浩外野手（３５）と吉川尚輝内野手（２９）が１９日のＤｅＮＡ戦（東京ドーム）で�狄請�塁�瓩鯱�発し大量得点へとつなげた。

　まずは丸が見せた。両チーム無得点で迎えた初回に先頭打者として打席を迎えた丸は中越え二塁打を放ち出塁。その後無死一、二塁とチャンスが拡大し打席には３番・吉川が入ると、犠打の構えを見せた吉川に対し相手先発・ケイが低めに投球。丸は二塁からやや離れた状態で様子をうかがうと、それを見た捕手の伊藤光が二塁に向けてけん制した瞬間に三盗を敢行し、絶妙なタイミングで盗塁を成功させた。

　最終的に吉川は右中間二塁打を放ち丸は本塁へ生還すると、今度はその吉川が塁上で魅せた。二死一、二塁から６番・モンテスが一塁ベンチ前辺りへの一邪飛を放った際、一塁手・オースティンがチャージの反動で動きを緩めた間に三塁へスタート。慌てたオースティンの送球が三塁後方へそれると、さらに本塁まで突入して追加点をもぎ取った。

　三浦監督のリクエストによりリプレイ検証にまでもつれ込んだが判定は覆らず、終わってみればこの回一挙３得点。丸＆吉川の鬼脚で先発のエース・戸郷に大きな援護点をプレゼントした。