【鈴木愛理】Ray㋲としてラストインタビュー。卒業をむかえて“今思うこと”って?

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9月号をもってRayを卒業する鈴木愛理。今回は、卒業をむかえて、“今思うこと”について、正直な思いを語ってもらいました。モデル、俳優、アーティストとして全力で駆け抜けた約10年間。そのラストを飾るインタビューをお見逃しなく♡

卒業をむかえて、今思うこと

離れてもホームはホームのまま。卒業よりも“巣立ち”の気持ち

Rayモデルとしての最後のインタビュー。そこに湿っぽさはなくて、朗らかに今を謳歌する愛理がいる。

書ききれないほどの思い出話があるのは、どんなに多忙でもいつでも心を伴って取り組んでくれたからに他ならないし、こんな人は唯一無二だと最後まで痛感させられる。

「モデルと俳優とアーティスト業は、その全部がいつもぐるぐる循環していて、全部に共鳴しています。

俳優業をやることで歌の表現力も上がるし、モデル業をすることでアーティストとしてどういうビジュアルを打ち出していくか発想が広がっていく。

ファッションと歌とお芝居、それらがエンタメとして全部つながっているから、Rayモデルとしての約10年もまちがいなく私の中でずっと息づいていく。

これから卒業生としてステップアップしているねと思ってもらえるような活動をしていきたいし、いつでも自分の気持ちに正直な選択をしていけたら。ゆくゆくは“いい女”になりたいです。

私、今もまだRayを卒業するという現実味がないんです。もうここには帰ってこないなんて思ってないので、別れではなくて、巣立ちであり、旅立ちっていう言葉がしっくりきます。

離れたとしてもホームはホームのままですから」

寂しさはまだわからない、と愛理が笑っていうなら、締めくくりの言葉はひとつ。「さようなら」なんかじゃなくて、「いってらっしゃい」の響きがふさわしい。

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撮影/女鹿成二 スタイリング/杉本奈穂(KIND) ヘア&メイク/室橋佑紀(ROI) モデル/鈴木愛理(本誌専属) 取材・文/長嶺葉月