エミリー・ラタコウスキーが街で突然ボディシェイミングを受けたことをSNSで報告した。ファンから彼女を応援するコメントが寄せられている。

今週初めにエミリーはTikTokを更新、ニューヨークの街を歩くセルフィー動画を投稿した。するとそこに男性の声で「お嬢さん、シャツを着なさい」。タンクトップにヨガパンツという姿のエミリーに説教したよう。エミリーは「待って。今、男の人からシャツを着るように言われたんだけど」と動画にコメントしている。さらにキャプションでは今TikTokで流行っている「控えめになろう。思慮深くなろう」というフレーズをジョークにしつつ「控えめでないことで有名で、思慮深くないことで有名」と自分を紹介している。

ちなみにこの「控えめになろう」というトレンドも、主張を控えて大人しくしようというわけではなくて、例えば「襟付きで長袖の服」や「飛行機から降りるときは後からゆっくりと」といった「控えめな服装」や「思慮深い態度」をファッションとして楽しもうというものである。

それはさておきエミリーのフォロワーからは、男性の言葉をボディシェイミングだと批判するコメントが殺到。「エムラタにこんなことを言うなんて信じられない」と驚く人もいれば「私たちも団結して同じような服を着て出かけよう」と呼びかける人も。エミリーは女性の権利、特に身体に関する女性の権利を主張していることで有名。何を着るか、着ないかについても自由に決める権利が女性にはあるとこれまでも度々語ってきた。

ちなみに2017年にエミリーがランジェリー姿で撮った雑誌『Love Magazine』のグラビアをSNSに投稿したときには、イギリスのテレビ司会者ピアース・モーガンが彼女の装いを批判。「これがフェミニズムを支持しているエミリー・ラタコウスキーという人だ。エメリン・パンクハースト(注:イギリスの女性参政権活動家)が吐いているはずだ」とツイートしていた。これに対してエミリーは「女性の身体やセクシャリティについてあれこれ言うのは古典的な性差別。私はフェミニズムについて意見を持つことも、セクシーな写真を撮ることもできる」。今回の男性にも聞かせてあげたい。