9月から北中米ワールドカップの最終予選に挑む日本代表。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部

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 9月5日に開催される北中米ワールドカップのアジア最終予選・第1節で、日本代表は中国代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。

 日本との初戦に中国国内では悲観的な声も上るなか、中国メディア『捜狐』は、付け入る隙があると考えているようだ。次のように報じている。

「現在、中国スーパーリーグは(シーズンの)真っ最中だが、日本の海外の代表選手の多くはまだオフシーズン中で、代表チームに復帰できるのは8月末になる見込みだ。これは、中国代表が9月初旬のW杯予選で明らかな競争上の優位性を持つ可能性があることを意味する」
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 同メディアは「これは中国が良い結果を目ざすための重要な保証となり、ファンも代表チームのパフォーマンスへの期待に胸を膨らませている」とし、こう綴っている。

「前回のW杯予選の第1節で、日本は(オマーンに)ホームで予想外の敗北を喫した。これは間違いなく中国代表にポジティブな心理的ヒントを与えた。ピッチ上では何でも起こりうる可能性があり、勇敢に戦えば、何かを生み出せる」

 記事は「日本代表を破った(オマーンの)指揮官は、現中国代表のブランコ・イバンコビッチ監督にほかならない。この戦術的に柔軟で経験豊富な監督は、中国代表の指揮を執って以来、新たな活力と希望を注入してきた」と指揮官の手腕を称えている。

 番狂わせに期待感が高まっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部