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(MCU)『&ウルヴァリン』には、マーベル作品ではお馴染みのエンドロール後のおまけシーンが存在した。劇場で最後まで映画を楽しんだ人だけが見られる特典では、劇中に登場したとあるキャラクターの“真相”が明らかに。実はこの場面で、演じた役者は長いセリフを丸暗記で楽しんで挑んでいたそうだ。

この記事には、『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

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『デッドプール&ウルヴァリン』で、別世界の「最悪な」ウルヴァリン/ローガンと共に“虚無の地”に堕とされてしまったデッドプール/ウェイド・ウィルソンは、その荒野でとある男に出会う。クリス・エヴァンスが演じる男に、デッドプールはキャプテン・アメリカだと期待したが、正体は『ファンタスティック・フォー』シリーズでエヴァンスが演じたヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム。彼らはカサンドラ・ノヴァの元に連行されると、デッドプールはジョニーがカサンドラの酷い悪口を言いまくっていたと告げ口する。

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ジョニーは必死に否定するが、機嫌を損ねたカサンドラはサイキックの能力を使ってジョニーの皮を一瞬で剥いでしまう。肉や臓器、神経組織だけが残ったジョニーは積み木のように崩れ、むごい状態で即死してしまうのだった。

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エンドロール後のおまけシーンでは、TVAのオフィスに戻ったデッドプールが「俺ちゃんのせいでジョニーが死んだという噂はごめんだ」と言いながら、カサンドラのアジトへ連行される最中の記録映像を確認。球体型の護送車の中で、確かにジョニーはカサンドラの悪口を喋りまくっていたのだ。汚名を晴らしたデッドプールが満足げにフェードアウトする、というのがこの映画の最後のオチとなった。

清く正しいキャプテン・アメリカ役では言葉遣いにうるさい古風な男を演じたエヴァンスが、ジョニー役ではとんでもなく下劣なセリフを言いまくるというのも可笑しいポイント。ジョニーには相当な鬱憤が溜まっていたようで、マシンガンのように次々と飛び出したカサンドラへの悪口。長いセリフなので、クリス・エヴァンスは撮影時にライアン・レイノルズから「もしカンペが必要だったら……」と持ちかけられたそうだ。

しかしエヴァンスは「カンペだって?」と拒否。「こんなセリフなかなか無いんだ。任せてくれ。一瞬一瞬を堪能させてもらうよ」とノリノリで挑み、あの長く激しいセリフは丸暗記したのだと、米に明かしている。

意外な役での再演について、エヴァンスは別のインタビューでもレイノルズからの打診に即答で応えたとが、この度も「ライアンの頼みなら何だってやりますよ。『フリー・ガイ』(2021)でも最高なカメオをやらせてくれたから、彼のことは完全に信頼しているんです」とコメント。「それもジョニーを再演できるチャンスときたら、見逃すわけにはいきませんでしたよ。最高でした。撮影も楽しかったし、観るのも楽しかったし、全部が楽しかった」。撮影は2~3日で手早く済ませたのだそうだ。

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