『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ディズニープラスで配信中 (c) Marvel Studios 2023

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(MCU)映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が2014年の公開から10周年を迎え、スター・ロード/ピーター・クイル役で主演したクリス・プラットが祝福コメントを発信している(米公開は2024年8月1日、日本公開は9月13日)。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、ひょんな成り行きから銀河の平和を守るために立ち上がった、はみ出し者ヒーローチームの活躍をユーモア満載で描いた痛快作。2017年には続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、2023年にはトリロジーの完結編となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』が公開された。

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自身のに第1作のポスターを投稿したプラットは、「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が映画館で公開されてから今日で10年になる。信じられる?なんて旅だったのだろう。キャストとスタッフ、そして関係者全員のことが大好きだし、ファンにも感謝しているよ!みんなが僕の人生を変えました。それから、『Parks and Recreation(原題)』の汗まみれなおバカさんにチャンスをくれた、ジェームズ・ガンにも感謝を」と綴っている。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で配信中 (c) Marvel Studios 2023

プラットが言及した『Parks and Recreation(原題)』は、米NBCで2009年より7シーズンにわたって放送されたコメディドラマシリーズ。プラットは、全シーズンにわたって無職のミュージシャン、アンディ・ドゥワイヤー役で出演。当時、かなりポッチャリ体型だったプラットはスーパーヒーローのイメージから遠かった上に大作映画の主演経験もなく、まさにスター・ロード役のキャスティングはプラットにとって大抜擢だった。

しかも、本作はプラットのキャリアを大きく羽ばたかせただけでなく、MCUにおいても重要な意味を持つ。それまでにMCUではキャプテン・アメリカやハルクといった知名度の高いスーパーヒーローを映画の中心にしていたが、対するガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは比較的マイナーなキャラクターだった。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ディズニープラスで配信中 (c) Marvel Studios 2023

知名度が低いはみ出し者チームを主役にした『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はマーベルにとって大きな賭けとなったが、多様性のあるユニ―クなキャラクターが繰り広げるオフビートでブラックユーモア溢れる冒険アクションは、他の作品とは一線を画して大ヒットを記録。トリロジーとスペシャル番組「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」(2022)を生み出すほどの人気を博し、MCUの“可能性”という伸びしろを大きく広げる一役を担った記念碑的な作品でもある。

本シリーズは、3部作で監督を務めたジェームズ・ガンが新DCユニバースのトップに就任し、マーベルを卒業したことで幕を閉じた。しかし以前にプラットは、「再演の話が来て、それが理にかなっていて語る価値のある物語だと感じたら、間違いなく前向きに考えます」といた。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの復活については未知だが、そのレガシーが今後もMCUで受け継がれていくことは間違いないだろう。

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