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(MCU)最新作『&ウルヴァリン』でヴィランのカサンドラ・ノヴァ役を演じたエマ・コリンは、劇中でとあるキャラクターを殺したことについて、ばつが悪い思いを抱いていたという。米とのインタビューで当時の心境を振り返っている。

この記事には、『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

(c) 2024 20th Century Studios / (c) and 2024 MARVEL. --- 『デッドプール&ウルヴァリン』カサンドラ・ノヴァ役、クリス・エヴァンス演じるヒューマン・トーチを殺してしまって「申し訳ない」

『デッドプール&ウルヴァリン』でエマ・コリンが演じたのはプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアの生き別れの双子の妹、カサンドラ・ノヴァ。人生のほとんどを虚無の地で過ごし、同地では支配者となっていた。

カサンドラ・ノヴァの恐ろしさを最初に実感することになったのは、クリス・エヴァンス演じるヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームが瞬殺されたシーンだろう。デッドプールがカサンドラに、ジョニーが裏でものすごく酷い悪口を言っていたとチクると、チクられたジョニーは強く否定。デッドプールも本当のことだと引こうとせず、両者がいたちごっこを繰り広げていると、カサンドラは手を一振り、ジョニーを亡き者にしてしまった。

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ファンにとっては、『ファンタスティック・フォー』シリーズ以来、エヴァンスがジョニー役再演を果たした奇跡の瞬間だ。アメリカで行われたプレミアイベントの場でファンの熱狂ぶりを目にしたというコリンは、カサンドラがジョニーを殺すシーンについてこんな思いを抱いたという。

「すごく取り乱しましたよ。 先日、試写会に行ったとき、とても申し訳ない気持ちになりました。ニューヨークプレミアの後、リンカーン・センター(の映画館)で大勢のファンと一緒に観たんですけど、彼がスクリーンに登場するのをみんなが見て大興奮していたのに、3分後には彼を殺してしまったんですから。ひどい気分でした。」

コリンいわく上映中、同シーンが登場した際は「座席に隠れていた」とか。「変な感じでしたね。数年前に聞かれていたら、こんなことをしているとは思いませんでした」と非現実的な瞬間を振り返った。

とはいえ、エヴァンスのカメオ出演が特別な瞬間となったことには変わりない。コリンもマーベルのカメオ演出には感心しているようで、「彼らは人々が欲するもの、カメオを与えるのですが、それを無駄に使おうとはしません」と語っている。「彼ら全員、意味があってそこにいるんです。とても賢い形で登場しているので、それを感じると思いますし、ぜひ感じてほしいです」。

『デッドプール&ウルヴァリン』は大ヒット公開中。

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