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公開されたばかりの『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に、日本らしき描写や日本人俳優の出演が見られる。物語に本格的に日本が絡んでくる可能性がある。

映像の02:26には2機の戦闘機が飛行しているが、翼部分に日の丸らしきデザインが施されている。さらに驚くべきことに、1:06では日本人俳優の平岳大が出演しているのが確認できるのだ。

日本人俳優のマーベル映画出演はビッグニュース。これまで判明していなかった大サプライズとなった。この場面で一緒に並んでいるのは、主人公キャプテン・アメリカと、ハリソン・フォードが演じるサディアス・“サンダーボルト”・ロス米大統領。本映像で判明したところによると、キャプテン・アメリカはロス大統領によって公式に軍事的な役職を与えられるようだ。

米大統領と共に並んでいるということで、平が演じているのは日本の総理大臣の可能性がある。キャプテン・アメリカを中央に据え、日米の軍事提携の強化をアピールする場面なのかもしれない。

※7月14日追記:本国版プレス情報によると、平の役名はPrime Minister Ozaki 、つまりオザキ総理大臣であることが判明した。

平は、直近では世界的にブレイクした日本のドラマ(2024)で、石田三成にあたる石堂和成を演じて強い印象を残した。それ以前にも、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021)や『グランツーリスモ』(2023)、「GIRI/HAJI」(2020)(2023)で世界的な躍進を続けている。

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(MCU)には、これまで日本人俳優はほとんど出演することができなかった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にわずかに出演した真田広之とは「SHOGUN 将軍」で真っ向から対立するライバルだったというのは運命的。英語も堪能な平が、キャプテン・アメリカやハリソン・フォードとスクリーンを共有する。

このことを踏まえると、今回の映像には他にも気になるポイントがある。冒頭0:03の左には(日本人かどうかはわからないが)アジア人女性の秘書官の姿があるし、0:36のスピーチの場面にも日本人らしきスーツの男が混じっている。こちらはスーツに日本国旗のピンバッジが確認できる。

また、本映像にはあちこちに桜の木が見られる。0:33では執務室に桜が飾られており、後半に登場するホワイトハウス周辺の庭園にも見事な桜が咲き誇っている。もっとも、桜はアメリカにも存在するし、映画(2010)でクライマックスとなるニューヨークのパビリオンも日本庭園風で、桜の木が植えられていた。

最近、現実世界でも岸田総理が日米友好の証としてホワイトハウスに桜の木を寄贈している。映画の中でもこのような日米の友情が描かれるかもしれない。

『キャプテン・アメリカ』の新作に、ここまで日本が深く関わってくるとは予想外だ。映画は2025年2月14日、US公開。日本でも盛り上げたい。

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