「ビビる大木さんには騙された…」精神科医が「見た目」からの判断を重視する理由

精神科医の名越康文氏が、自身のYouTubeチャンネル「名越康文TVシークレットトーク」の「人は見た目が9割って本当ですか？」と題した動画で、見た目による人間の判断について語った。

名越氏は、見た目が全てではないにしろ、外見から多くの情報を得ることができると主張。「僕は見た目で判断するタイプであり、80%は見た目で判断しています」と断言した。また、名越氏は、人は一般的に「外見からその人の内面性を判断している」と述べ、その一例として「怒っている人を見ると、日本人はつい、正義の味方と思い込んでしまう」ということや、「すべての感情は相手を操作するために使われる」とし、そうした無意識の判断にまどわされず、見た目から、その裏に隠れた意図を読み取ることが大切だと説いた。

続いて名越氏は見た目からの判断を誤ってしまった自身の経験として「ビビる大木さんとの出会い」について語った。「初めて見たときは中途半端な印象を受けたが、後に彼の知識と深い趣味を知り、自分の見た目判断が間違っていたと感じた」と振り返った。この例外があったため、見た目で判断する際に注意深くなるようになったという。

締めくくりとして、「見た目で判断する上でこのような例外はあるが、それを理解しながらも、自分は8割以上見た目で判断している」とまとめた。