2023年秋には男性向け化粧品のCMにも起用された反町隆史

《ほんと素敵に年を重ねてますよねえ》

《深みが増したカッコ良さもプラスされている》

 Yahoo! ニュースのコメント欄で、こうした称賛の声を集めているのは、俳優の反町隆史だ。

 反町は、7月3日放送の『2024 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)に出演。4月に、26年ぶりにスペシャルドラマとして復活した『GTO』(関西テレビ制作・フジテレビ系)の主題歌であり、自ら作詞も手がけた『POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』を熱唱した。

 コメント欄は、反町の歌声だけでなく、グレーTシャツにデニムジーンズを合わせたシンプルなファッションにも酔いしれる声が多く聞かれた。

《白髪まじりの髪で、Tシャツにジーンズという姿で、あのカッコ良さはすごい》

《若作りしてるわけではないし、年取ったなあとは思うけど皺あってもかっこいい》

 反町が見せた、年相応のカッコよさ。一方で、かつては“キャラが似ている”とされた、キムタクこと木村拓哉と比較する声もあがった。

《若い頃に人気で一時期は天狗になりそうな時期もあって、あのままだったら今のキムタクみたいになっていたかも知れないけど、その後苦労もあったから今は良い感じのカッコいいオジサンになりましたね》

《反町さんとキムタクは1歳差だけど、反町さんのがいい歳の取り方してると思う。キムタクは、いつまでもカッコつけしないでありのままを受け入れた方が良いと思う》

 そのほか、身長176cmの木村と、181cmの反町を対比させ《やっぱり、身長って大事なんだと思う》という、身もふたもない声も。

 2人の比較では“キムタク下げ”の声が圧倒的だったが、そんな2人の関係性についてスポーツ紙記者が語る。

「反町さんはデビュー当初、旧ジャニーズ事務所に所属し、光GENJIのバックダンサー務めるジャニーズJr.のユニット、平家派のメンバーでした。木村さんも別グループのスケートボーイズに所属。学年は木村さんがひとつ上で、事務所入所も数カ月、木村さんのほうが先輩となります」

 反町も木村も、1990年代から2000年代に多くの人気ドラマに出演。ともに“カッコつけキャラ”であったのは事実だが、そのままのイメージをキープしようとするキムタクに対し、反町は加齢による変化にあらがわない“イケオジ”路線を選んだ。結果、いまになって高評価が集まったのは、反町のほうだった。

 木村にも、なんらかの方針変更が必要なときなのかもしれない。