規格外の身体能力を持つ photo/Getty Images

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UEFAが、EURO2024のイングランド対スロバキア戦で同点弾を決めたジュード・ベリンガムのゴール後のパフォーマンスを問題視しているようだ。

ベリンガムは、この試合で世界を驚かせるゴールを決めた。ただその後、股間を掴むジェスチャーをし、その行為が「品行方正の基本的なルール」に違反する可能性があるとして調査中だという。

彼はこのジェスチャーを対戦相手に向けたものではないと否定し、親しい友人に向けた内輪のジョークと語っている。だが規則によれば「倫理的行動、忠誠心、誠実さ、スポーツマンシップの原則」を尊重することが求められているため、抵触するというのだ。

ちなみに過去には2019年のチャンピオンズリーグでユヴェントスとアトレティコ・マドリードが対戦した際に第1戦でディエゴ・シメオネが、第2戦ではクリスティアーノ・ロナウドが同様の行為を行い、両者とも出場停止は免れたが罰金が課されている。またロナウドは2024年2月にもサウジプロリーグで試合中に観客に向かって卑猥なジェスチャーをしたため、出場禁止処分となっている。

UEFAは調査に数日かかるとしており、果たしてイングランドのエースにはどんな判決が下されるのだろうか。次戦への影響が出ないことを祈りたい。