久保建英(ロイター)

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 スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)のピッチ外の貢献ぶりを、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」が報じた。

 同紙は「久保建英の魅力はドリブルやピッチ上のマジックだけではない。このストライカーは、彼に報酬を支払うクラブにとって、経済的な金鉱のようなものでもある」と指摘した。

 その一例として、「クラブは具体的な数字を示さないが」と前置きした上で久保の背番号14のユニホームがバカ売れしている状況や、日本人観戦者が激増していることを伝えた。欧州チャンピオンズリーグ(CL)の試合では、より顕著だったという。

 胸スポンサーとなっているヤスダとの契約は、久保の存在が決め手となったとした。同社は、広告掲出などで600万ユーロ(約10億3000万円)以上の貢献をしているという。

 また、RソシエダードがSNSで最も急速に成長しているクラブの一つとなっている現状にも触れた。「久保のおかげかどうかわからない」としたものの、昨年3月のTikTokの再生回数が、世界で5番目に多いスペイン語圏のクラブとして5000万回を記録したことを伝えた。