大谷翔平、21号本塁打! リーグ単独トップに立つ ドジャースの“新上位打線”が3本のアーチ競演!

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大谷が今季21号アーチを放った(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間6月20日(日本時間21日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で21号本塁打を放った。中堅へ見事な放物線を描き、打球速度101.5マイル(約163.3キロ)、飛距離427フィート(約130.1メートル)だった。

【動画】センターへ見事な放物線を描く!大谷翔平が21号本塁打を放つシーン

 これでブレーブスのマルセル・オズナを抜いてナ・リーグ単独トップに立った。ドジャース移籍後では初めてで、自身7本目の先頭打者弾となった。2回の第2打席は四球、4回の第3打席は空振り三振に倒れている。

 試合は大谷の一発でドジャースが1点を先制。3回にも2点を加えると、4回にはウィル・スミス、フレディ・フリーマンの連続本塁打で5-0とリードしている。1番・大谷、2番・スミス、3番・フリーマンの“新上位打線”が3本のアーチ競演となった。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで「信じられない。彼は今シーズン21本目のホームランとなる先頭打者アーチを放ち、ドジャースはあっという間に1対0とリードした。時速101.5マイルでボールを打ち、ボールは427フィート飛んだ。オオタニはLAの先頭打者としてもう止められない」と、驚きの投稿をしている。

 大谷は前日の同戦で5打数2安打3打点の成績だった。初回の第1打席は三邪飛。3点を追う2回二死満塁の第2打席では、中堅へ走者一掃の適時二塁打、4回の第3打席は三ゴロ、6回の第4打席では右前打で4試合連続のマルチ安打を記録。

 8回の第5打席は二死一・二塁の好機で回ってきたが、見逃して三振に倒れた。チームは中盤までリードしていたが、終盤に追いつかれてしまい、9回にサヨナラの犠飛を打たれて敗れている。

 6月後半に入って打棒がさく裂している大谷。メジャー通算安打でも775安打とし、青木宣親(現ヤクルト)を抜いて日本選手単独3位に浮上している。この勢いはもう止められなくなってきた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]