地元凱旋を勝利で飾った山下実優(左)と伊藤麻希

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 「プロレス・東京女子」(16日、アクロス福岡)

 山下実優(29)と伊藤麻希(28)のタッグチーム「121000000」(ワントゥーミリオン)が地元・福岡凱旋を勝利で飾った。

 この日、東京女子はアクロス福岡に初進出。約2カ月半の米遠征を終えた山下と、米団体GCWのベルトを巻く伊藤というワールドワイドな121000000は、バートビクセン、LAテイラーの外国人コンビとメインイベントで激突した。

 途中、あわや誤爆のシーンもあったが、伊藤のトルネードDDTから挽回。サンドイッチ攻撃も成功させ、最後は13分56秒、山下がLAテイラーをクラッシュ・ラビットヒートからの片エビ固めで押さえ込んだ。

 強敵の外国人チームを撃破し、山下は「この博多の地元パワーでどうにかこうにか勝つことができました。皆さんのおかげです!」と感謝。

 一方で動員は327人と満員にできず、大会場である福岡国際センターでの大会開催を夢みる伊藤にとっては悔いが残る結果となった。伊藤は「また来年もきっと福岡戻ってきますんで、その時はこのアクロス福岡を満員にしたい」と誓っていた。