「島津家の御曹司」が明かした…!「佳子様のお相手」と言われることへの「偽らざる本音」

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家柄、経歴ともにこれ以上の人物はいないのではないか-宮内庁関係者は佳子様のお相手候補とされる「島津家の御曹司」についてそう口をそろえた。では、気になるその人柄は? 独占取材した。

佳子様の強い「結婚願望」

晴天に恵まれた5月中旬の7時頃、都内の高級住宅街に建つ邸宅から、ひとりの青年が姿を見せた。色白で端正な顔立ちに横分けにした髪型が似合うこの人物は、佳子様(29歳)のお相手候補として取り沙汰されている島津家の御曹司・Aさんその人だ。

本物の名家は過度に着飾ったりしないと言われるが、まさしくAさんもその通りで、ゆったりとした紺のスーツにノーネクタイというシンプルな服装ながら、どことなく気品が漂っている。

旧型のプリウスに乗りこもうとしたところで、記者の存在に気づいたAさん。突然の訪問を詫びると、わざわざ記者に近づいてきてくれ、質問に答え始めた-。

今年12月に30歳の誕生日を迎える佳子様の「婚活」が、水面下で進んでいる。紀子様(57歳)や美智子様(89歳)が後押ししているとの報道もあるが、実は、背景にあるのは佳子様ご自身の強い結婚願望だという。

「現在、政府内で進められている女性宮家創設の議論に佳子様は高い関心をお持ちです。今後、女性宮家が容認されたとしても、『結婚後に皇室に残るかは本人のご意思が尊重される』という旨の文言が条文に入る可能性が高い。しかしそれでも、皇室典範改正後に結婚して皇室から出れば、批判が集まることは目に見えています。皇室離脱を希望している佳子様にとっては気が気ではないのです」(秋篠宮家関係者)

自民党が慎重な姿勢を崩していないため、女性宮家創設には時間がかかるとされる。だが、報道各社の世論調査でも「女性宮家創設」への賛同は半数を超えているだけに、近い将来、皇室典範の改正案が国会に提出されることは明らかだ。

「姉の服」を着た理由

その前に何としても結婚を-佳子様のそんなお気持ちは、最近の公務でも表れている。5月11日、都内で開かれた式典「みどりの感謝祭」に出席された佳子様が着用していたのは、色とりどりの花の柄があしらわれたエメラルドグリーンのワンピース。姉である小室眞子さん(32歳)から譲り受けた服だった。

「佳子様は、『姉の洋服』に二つの意味を込めています。一つは、倹約をアピールするため。そしてもう一つは、眞子さんと今も心が通じ合っていることを示すためです。佳子様はこの服を注目度が高かった昨年のペルー訪問時にも着用されました。姉のようにご自身も結婚をし、皇室から自由になりたいという意思表示でしょう」(宮内庁関係者)

そんな佳子様のご意思を尊重するため、宮内庁も本格的にお相手探しに乗り出している。そのなかで浮上した筆頭候補が、島津家の御曹司・Aさんというわけだ。

佳子様は4月13日、旧華族の社交場「霞会館」(千代田区)で開かれた、島津家ゆかりの方々が集まる「錦江会」に出席。上皇ご夫妻はたびたびこの会に訪れているが、佳子様が出席するのは初めてだった。その目的こそ、Aさんとの縁談を進めるためだったという。島津家関係者が明かす。

「鎌倉時代に発祥した島津家は、800年以上の歴史を持つ名家。そのなかでもAさんは、名君として名高い薩摩藩主・島津斉彬の弟・久光が明治4年に興した玉里島津家の将来の当主です」

お相手候補Aさんの素顔

30代前半のAさんは、佳子様も通われた学習院に初等科から大学まで在籍。現在もOB会や同校の同窓会「桜友会」で役員を務めている。

「学習院大法学部を卒業後、Aさんはメガバンクに入行しました。ちなみに、入れ違いで入行したため顔は合わせていませんが、この銀行には小室圭さんも在籍していました。Aさんは入行後のキャリアも順調そのもので、いくつかの支店を経て、現在は本社で顧客の資産運用などを行う部署に勤務しています。

また、学生時代からゴルフを嗜んでいて、腕前はプロ級。社内のコンペはもちろん、グループ企業との対抗戦にも会社の代表として出場しています」(Aさんの同僚)

家柄・経歴ともに佳子様のお相手として申し分ないように見えるが、はたして、Aさん本人は佳子様との報道についてどう考えているのか。

心境について聞くべく自宅を訪ねたのが冒頭の場面だ。突然の取材にもかかわらず、Aさんは一切嫌な顔を見せず、丁寧に対応してくれた。

-佳子様のお相手として名前が出ていることについて、どう思われていますか。

「よくわからないので」

-4月13日の島津家の会合には行きましたか。

「行っていません」

-ご自身の知らないところで、名前が出てしまっている?

「まあそうですね。自分のことなんですけど、ちょっとよくわかりません」

-周囲からは何か聞かれたりしますか。

「記事が出れば聞かれることもありますが、それだけですね」

-朝から申し訳ありませんでした。

「いえいえ」

つづく後編記事『「玉里島津家の現当主」が語った…!「佳子様のお相手」として名前があがる「名家の宿命」と「本音」』では、Aさんの祖父が明かした“率直な思い”を紹介します。

「週刊現代」2024年6月1日号より

「玉里島津家の現当主」が語った…!「佳子様のお相手」として名前があがる「名家の宿命」と「本音」