11日午後3時50分ごろ、岡山市南区曽根の用水路に「男の子が転落している」と通行人から110番があった。岡山南署によると、岡山県備前市の男児(5)で、病院に搬送されたが意識不明の重体。

 男児は母親と近くの知人宅を訪問しており、最初に発見した母親が「5分か10分前に知人宅から1人で出て行く姿を見ていた」と話しているという。用水路には男児が知人宅から借りたとみられる子供用自転車も落ちていた。同署が転落の原因などを調べている。

 用水路は幅約3mで水深約90センチ。道路沿いで、道路側にはガードレールがあったが、用水路に架かる幅約4mの橋に柵はなかった。自転車は橋の下にあった。