Photo: Phillip Tracy - Gizmodo US

iPadのパスワード忘れちゃった…。

4桁か6桁の数字を、思い出す限り入力してみるも、失敗してロックアウト。回数の限度が過ぎると、iPadは無効になり使えなくなります。

その場合、唯一の選択肢はPCまたはMacを利用して、iPadをリカバリーモードに設定しリセットすることです。

この操作を実行することで、iPadのデータ、設定、パスコード含むすべてが削除されてしまいますが、そこは諦めましょう。デバイスが工場出荷時の状態に戻りますが、バックアップさえあれば、データと設定は復元できるので心配することはないと思います。

これで簡単にリカバリー

PCを使用する場合は

1) Windows 10以降であること

2) Apple Devicesアプリ、またはiTunesがインストールされていること

を確認してください。また、iPadをコンピューターに接続するケーブルも必要です。

まずは、iPadの電源を切るところから始めましょう。

次にiPadをリカバリーモードに設定します。Macであれば、まずmacOSのバージョンを確認します。macOS Catalina以降を使用している場合はFinderを開きます。macOS Mojave以前を使用している場合は、iTunesを開きます。すでにiTunesが開いていたら、一旦閉じてから再度開きます。

Windows PCを使用している場合は、Apple Devicesアプリ、もしくはiTunesを開きます。

次にiPadをUSBケーブルで接続し、接続したままボタンを押すのですが、iPadのモデルに応じてボタンの押し方が変わってきます。2017年以前のiPad Pro、または2019年以前のiPad Air、iPad Mini、または標準のiPadの場合、ホームボタンがあるので、トップボタンとホームボタンを「iTunesに接続」画面になるまで長押しします。

ホームボタンがないiPadは、音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放します。そして「iTunesに接続」画面になるまでトップボタンを長押しします。iPadの画面にリカバリーモードが表示されたらボタンを放しましょう。

どのボタンがどれだかわからない場合は、Appleサポートガイドを確認してみてください。

最後のステップは、iPadの復元です。接続されているコンピュータ上のFinder、iTunes、またはApple Devicesアプリでデバイスを探して、復元、または更新のオプションが表示されるので、復元を選択します。

iPad用のソフトウェアをダウンロードし、復元のプロセスを開始するまでに約15分ほどかかるので、それが完了したらiPadのケーブルを外しましょう。これで工場出荷時状態のiPadに戻りました。

これでiPadが使える状態に戻りましたので、設定をやり直していきましょう。

iPadの容量が足りない。そんなときはキャッシュをクリアしてみよう