皐月賞に向けて追い切りを行ったジャスティンミラノ(写真奥、撮影:井内利彰)

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 皐月賞(4月14日・中山芝2000m)に向けて、栗東で調整を進めているジャスティンミラノ(栗東・友道康夫厩舎)。今朝3日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。

 先週と同じく藤岡康太騎手が跨り、CWで3頭併せ。ダンテスヴューが先行して、これに1戦1勝のジュンヴァンケットがついていき、一番後ろがジャスティンミラノ。6F標識を過ぎてからの3Fが15秒台で進めて、4コーナーでも14秒台と少し遅めのラップ。最後の直線に向いて、よーいドンという感じだったが、ここで遅れてしまったのがダンテスヴュー。

 その後はジュンヴァンケットとジャスティンミラノの追い比べになったが、さすがに重賞ウイナーの脚力が上。ゴールではジャスティンがジュンヴァンケットに2馬身ほど先着してのゴールとなった。

 時計は6F82.5~5F67.2~4F51.9~3F36.3~2F22.1~1F11.1秒。全体時計はさほど速くないが、2F時計は4月3日でベスト。2位は22.4秒だから、抜きん出たラップであることは間違いない。もちろん自身にとってもベストとなる2F時計なので、過去2戦と比較しても今回の方が成長を感じる動きという評価でよいだろう。

(取材・文:井内利彰)