「女子アナってそんなに悪?」元フジ永尾亜子アナの発言に「そこを目指してたの?」古巣からも辛辣意見

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水原一平通訳の件で幸せムードから一変したドジャースの大谷翔平選手。だが、まだ週刊誌などでは妻で元バスケットボール選手の田中真美子さんにまつわる記事で持ち切りだ。

「性格がいいとか、料理が上手だという内容が目立ちますね。一平通訳があんなことになって支えを失った大谷選手が『その前に真美子さんと結婚してくれていて本当に良かった』というファンの声は多いようです」(スポーツ紙記者)

その大谷の結婚については、SNSで女子アナやアイドルじゃなくて良かった》という意見も散見された。

「’17年に『週刊文春』(12月14日発売号)は、大谷選手の両親が『女子アナや女優とは結婚させない』と語っていたと報じました。実際、女子アナの中には大谷選手を積極的に狙っていた人が複数いましたし、なかでも東海地方の放送局には大谷選手関連の匂わせ投稿をしている女子アナもいましたから(苦笑)」(前出・記者)

そんな中、元フジテレビアナウンサーで、現在フリーランスのナレーター・アナウンサーの永尾亜子が3月18日にX(旧ツイッター)に投稿した、

《何の話題とは言わないけど最近よく『女子アナに行かず偉い』『相手が女子アナだったら祝福されない』などの投稿を見かける…女子アナってそんなに悪なのか泣》

という書き込みが話題になっている。

永尾は’16年にフジテレビに入社。出身地である長崎県の高校時代、放送部で全国4位になったという経歴もあり、アナウンス技術にも定評があった。

「同期の女子アナには、鈴木唯、堤礼実がおり、3人とも印象はおとなしめ。その中で、ファンの間では《天然キャラ》《女子アナっぽくない》といった理由で比較的目立っていたのが永尾アナでした」(フジテレビ局員)

’18年には、フジテレビ女性アナウンサー18人のユニット『お台場ワンガン娘’18』が結成され、持ち前の歌唱力でメインボーカルを任されている。ハロウィンには、自身のSNSに『ドラゴンボール』の人気キャラクター『クリリン』の本気モードの特殊メイクをして登場し、ネットで高評価を得て、かわいい系の見た目でほんわかとした雰囲気が人気だった。

「だからといって、世間がイメージする“女子アナ”の派手さや浮かれた感じは全くなく、スタッフや演者、どちらにも気が遣える子で、人によって態度を変えるような性格ではないので、スタッフからの評判も上々でした」(前出・局員)

アナウンサーとして順調にキャリアを育んでいるように見えたが、’22年7月1日付で、アナウンス室から広報局へ異動してしまう。その理由について、’22年9月発売の『週刊新潮』が、「リポーターなどでレギュラー出演していた『めざましテレビ』で、朝が苦手で遅刻が多かったことも異動理由』などと報じたのだ。それから、わずか半年後の10月1日に、フジテレビを退社している。

女子アナが他の部署に異動になったのを機にフリーになるのは今となっては定番です。異動後、同じく退社して吉本興業に所属した久代萌美アナや、NBAの渡邊雄太選手と結婚した久慈暁子アナもいます。しかし、永尾アナの報じられた異動理由があまりにネガティブだったので、フリーになってからも仕事のオファーは少なく、目立った活躍はできていない印象でした」(テレビ誌ライター)

今回の永尾の発言について、フジテレビのある幹部は、

「大前提として、女性アナウンサーは“女子アナ”という言葉が好きではありません。だから、永尾から“女子アナ”という言葉を守りにいくような発言が出たことには、かなり違和感を覚えました。確かに、かつては女子アナウンサーという職種はアスリートとの結婚が多い傾向にありました。

しかし、今のテレビアナウンサーは、そこまで超人気職種というわけではありません。過去の“女子アナ”とは大分変わってきていると思うのです。永尾は“女子アナ”っぽくないタイプだと思っていたので、わざわざそういったSNSの言葉に反応したことも意外でした」

と首をひねる。

さらに、

「もし、世間がイメージする“女子アナ”像と自分が一線を画しているという自信があるならば、発言する必要はなかったと思います。あえて発言したということは、結局のところ彼女はアナウンサー時代、世間がイメージする“女子アナ”を目指していたんだな……と、思いました」

などと、かなり辛辣だった。

永尾は一連の騒動を受けて、

《なんかすみません。わたしとしては擁護してほしかったわけではなく、お互い好きなら誰でも『おめでとう』だよねって言いたかっただけなのです》

と釈明している。良くも悪くも、思いがけない形で悪目立ちしてしまった永尾。次はどんな形で登場してくれるのだろう。注目したい。