謎に包まれた最新作『憐れみの3章』
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 映画『哀れなるものたち』で第96回アカデミー賞主演女優賞に輝いたエマ・ストーンと、同作を手がけたヨルゴス・ランティモス監督が3度目のタッグを組む新作映画『Kinds of Kindness』が、『憐れみの3章』の邦題で2024年に日本公開されることが決定し、特報が公開された。

 『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』に続くエマ&ランティモス監督の新作は、ストーリーやキャストが演じる役柄も全て異なる三部構成となっており、信念や強制、支配が日常である強烈な物語が息つく間もなく展開される。詳細は明かされておらず、特報には猛スピードで走るビビッドカラーのスポーツカーや、何者かに引きずられる女性の姿など、謎めいた描写が連続する。

 エマのほか、『哀れなるものたち』に続いてウィレム・デフォーとマーガレット・クアリーが出演。また、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のジェシー・プレモンス、『ザ・ホエール』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のママドゥ・アティエ、『ハンガー・ゲーム0』のハンター・シェイファーが名を連ねる。(編集部・倉本拓弥)