神田うのはシッターが窃盗、“億単位被害”のスターも…芸能人“裏切られ”事件簿

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「本当に信用して、信頼していたのが水原さんだったわけですよね。その彼にそんなことをされてしまった大谷選手の気持ちを考えると本当に辛いですよね……」

3月22日、「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演した際に、こう語った神田うの(49)。この日の番組では、メジャーリーグ・ロサンゼルスドジャースの大谷翔平選手(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)の“違法賭博疑惑”に関する話題を扱った。

神田が冒頭のように悲しげな表情を見せたのは、自身もまた“信頼している人からの裏切り”に遭った経験があるためだという。

「神田さんは12〜14年にかけて、当時雇っていたベビーシッターに貴金属などを盗まれる被害に遭っています。被害総額は3千万円ほどと報じられました」(芸能関係者)

そのころ、神田は複数のベビーシッターを雇っていたが、窃盗をはたらいたのは、子供もなついていて、もっとも信頼している人物だった。物がなくなっていることをシッターに相談した際は、「いつごろから無いんですか」と、とぼけられるなど“ウソ”をつかれてしまったという。

大きな話題となっている大谷選手の窃盗被害のニュースに接し、当時のつらい気持ちを思い出したようだ。

神田のほかにも“信頼している人物”による裏切りに遭った有名人は少なくない。

上沼恵美子(68)は3月25日放送の「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)内で、かつて男性マネジャーにギャラを着服されていた過去を告白。

「私のギャラをちょっとやらしいことしてましたね。私の持ってたレギュラーの構成作家になってるということで、1本5万(円)もらっててんって」

同様の着服が複数疑われたため弁護士に相談し調べたところ、着服が発覚。ギャンブルに使い込まれていたという。上沼は、

「人間、裏切られると見たことのない景色見ますよ」

と、深いショックを受けたことを明かした。

所ジョージ(69)もまた、信頼していたマネジャーによる裏切りに遭ったことが09年に報じられている。

「CMに関する契約を担当していたマネジャーが、所さんの個人事務所から現金5000万円以上を横領していたのです。グッズなど、CM契約料のほかに派生するギャラを3年以上にわたり着服していたそうです」(前出・芸能関係者)

当時、このトラブルについて報道陣から問われた際、所は「私は何も感じていない。いま言われて思い出したくらい。そのくらいのお金はなんともない」と笑いを誘い、大物ぶりを見せつけている。

“億単位”の被害に遭ったことがあるのが、錦野旦(75)だ。18年1月に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演、“安易に人を信用して騙されて地位も名誉も財産も失わないための授業”を行った。

デビュー後、“スター街道”を歩んでいた錦野だが、自身を人気者に押し上げてくれた恩人マネジャーが、現在の価値に換算して1億円超になる大金を横領していたことが発覚。

自身の“お人よし過ぎる性格”が災いしたと振り返っている。この“しくじり”には深い後悔があったようだ。

心から信頼していた通訳による“裏切り”に傷ついている大谷選手。スターたち同様、そのショックを乗り越え、スタジアムで躍動してほしい。