遠藤への評価は高まるばかりだ。(C)Getty Images

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 いまやリバプールで不動のアンカーとなった遠藤航は、現地でも高い評価を受けている。

 英国の大手メディア『SKY SPORTS』のそのひとつだ。3月27日には、特集記事を掲載。「エンドウはシュトゥットガルトで素晴らしい活躍を見せていたが、昨シーズンは降格をようやく免れたチームだった。リバプールはより高い志を持ったクラブだが、ピッチ中央に明らかな隙があった」と綴り、こう続けている。

「ファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンの退団とチアゴの負傷問題が状況にさらなる緊迫感を与えた。だが、賢明なビジネスであると判明した。エンドウはすでにリバプールのカラバオカップ優勝に貢献しており、今ではより大きなタイトルを狙う重要人物となっている」
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 記事は「FAカップでマンチェスター・ユナイテッドに劇的な敗北を喫した試合では、VARチェックの結果、得点は認められないなど、エンドウは本領を発揮できなかった。だが、ハードスケジュールの結果としては異常だった。スタッツは彼の真の影響力を示している」と日本代表MFを称えている。

「今シーズンのプレミアリーグにおいて、遠藤はピッチ上で90分間あたりの失点が最も少ない選手である」

 改めて、リバプールに不可欠な存在だと賛辞を贈った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部