まだ先は長そう! - 映画『天使にラブ・ソングを…』(1992)より
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 長らく実現が待たれている映画『天使にラブ・ソングを…』シリーズ第3弾は変わらず進行しており、現在は脚本執筆段階なのだという。オリジナル版の主演で、第3弾ではプロデューサーも務める予定のウーピー・ゴールドバーグが現地時間27日、People.comに明かした。

 『天使にラブ・ソングを…』(1992)は、殺人事件を目撃して修道院でかくまわれることになったクラブ歌手(ウーピー)が、お堅いシスターたちによる聖歌隊をゴスペル風に改造していくさまを描いた音楽コメディー。翌年には続編『天使にラブ・ソングを2』も製作されたヒット作だ。米ディズニーは2020年12月、ディズニープラス用の作品として第3弾が進行中であり、ウーピーが主演し、タイラー・ペリーと共に製作も務めると発表していた。

 その後、ほとんど前進がなかった同作。しかし、棚上げになったわけではないようで、ウーピーは今回「第3弾は今も進行中だよ! ゆっくり進んでいる」とコメント。「(ディズニーに)『あなたとこの映画はもう終わり』と言われたわけじゃない。今はまだ、脚本執筆の段階なの」と説明した。

 なお、製作のペリーも今年2月、『天使にラブ・ソングを…』第3弾についてEntertainment Tonight に語っている。進行スピードの遅さにはうんざりしているようで、「どれだけ時間がかかるのかっていうことにちょっとイラついている。長すぎるよ。つまり、僕たちがこの映画について話し合いを始めてから、僕はもう4作映画を作ったわけだから」とこぼしていた。(編集部・市川遥)