「試着では良かった服が、家で着るとダサい」納得の理由。買い物で失敗しない“3つの鉄則”をスタイリストが解説
みなさんこんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。みんな大好き、ショッピング。新しい服を手にしようと思ってモールやショップに行くとどうしても気分が高揚してしまいますよね。しかし、良い買い物をしたと思ったのも束の間、買った服を家で着てみると何かしっくりこなくて……結局ほとんど着ないままタンスの肥やしになっている服はありませんか? 今回は、そんなショッピングにおける失敗を防ぐためのコツをご紹介します。

◆試着では素敵だったのに家に着るとダサい。魔法が解ける理由

お店で気になった服を、お店で試着した時は素敵に見えた。でも、家に帰って着てみるとイマイチ……。というか、むしろ似合わないとさえ思ってしまった。これには、さまざまな心理現象が働いています。

まず、店舗で見かける服は服そのものの良さだけでなくお店全体の内装や陳列、小物などが視界に入ることでより魅力的に見えています。そのため洋服1点だけを購入しても、店舗で見かけたようなコーディネートを作ることができず結果として着ないまま終わるケースも少なくありません。

このほか、店舗の照明によって華やかに見えたけど自宅や自然光で見ると顔映りが悪く老けて見える。店員さんの勧め方や褒め言葉に気分が高揚して買ったものの、後日冷静になってみるとそうでもないという現象もよく聞きますよね。

ショッピングで失敗しないコツとは

以上のような環境から、私たちは買い物をする時はいつもよりも正常な判断がつきにくい状況であることをまず理解しておくと良さそうです。

ここからは、筆者自身の経験も踏まえ、ショッピングで失敗しないための「3つの鉄則」を解説していきます。

◆1:本当に今必要なアイテムだけを購入する

とくに欲しいものはないけれど、何かいいのがあったら買いたいな。といった感覚での買い物や、欲しいアイテムの目星はつけていたけど、実際に買ったのは全く別のアイテムだった……という経験はあるでしょうか。もちろんショッピングは一期一会。欲しいと思った時に欲しいものを買うことに間違いはありません。

ですが、それで数多く失敗しているようであれば、もう少し財布のヒモをしっかりと締めて冷静な判断が必要かも。まず、クローゼットにはどのような服があり、どのような服を持っていなくて、何を買えばコーデの幅が広がるのかを把握しましょう。その事前のシミュレーションを頭に入れて買い物に臨めば、無駄な失敗を防ぐことができます。

◆2:試着はたっぷり時間をかけて、焦らない

気の優しい方は試着タイムに少しストレスを感じるのではないでしょうか。試着室が混んでいると早く出ないといけない、店員さんに声をかけられたら受け答えしないといけない……そのように気が散ってしまって購入の決断を早めてしまうことも考えられます。

しかし、価格の高さに関係なく買い物は本当に満足のいくものだけを買ったほうが、心から満たされます。そのため、周りを気にせず時間をかけて、さまざまな角度から着た姿を確認し、値段と使い勝手、着回しがどれくらいできるかを考えましょう。

店員さんの声かけに対しては、筆者個人的には背中を押してもらいたいときや、服に関しての疑問があるときだけ店員さんに頼ります。それ以外の声かけや接客に関しては「ゆっくり考えて検討しますね」と伝えるだけで積極的な声掛けを控えてもらえるので、声をかけられたらか反応しなくてはと思う必要はありません。

周りの意見を聞きたい方・人の意見に流されやすい方の多くは、店員さんの後押しが決め手になりやすいので、最後の最後で本当に買って後悔しないかを自分に問いかけてから購入を決めましょう。