ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏。モスクワ市裁判所提供の動画より(2021年2月2日撮影)。(c)AFP PHOTO / Moscow City Court press service / handout

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【AFP=時事】獄死したロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏の広報担当者は19日、同氏の母親らが捜査当局から、遺体は「少なくとも2週間」保管して化学検査を行うと告げられたことを明らかにした。同担当者は隠蔽(いんぺい)工作だとの見方を示した。

 ロシア当局は16日にナワリヌイ氏の死亡を発表したが、母親はまだ遺体と対面できていない。

 広報担当のキラ・ヤルミシュ(Kira Yarmysh)氏はユーチューブで、「捜査当局はアレクセイの母親と弁護士に遺体の引き渡しを拒否し、14日かけて化学的な分析・調査を行うと伝えた」と指摘。

 その後X(旧ツイッター)で「繰り返すが、ナワリヌイの遺体は殺害の痕跡を隠蔽するため隠されている。14日間で『化学的な分析』を行うというのは真っ赤なうそ、茶番だ」と非難した。

【翻訳編集】AFPBB News

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