フジテレビ「だれかtoなかい」公式ウェブサイトより

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 嵐の二宮和也(40)を“新MC”に迎えてリニューアルした「だれかtoなかい」(フジテレビ)が2月4日に放送された。これまで一緒にMCを務めたダウンタウン・松本人志(60)の不在で、中居正広(51)は前週、「一番ぶっ倒れそうな番組」と語っていたが、意外なところに適任者がいた。新コンビとなって面白さも視聴率もアップし、業界でも絶賛されているという。

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【写真】「必死な姿を応援して」二宮自身も「激アツ胸熱」だった中居との共演

「まつもtoなかい」から「だれかtoなかい」となって、最初にスタジオに現れたのは二宮だった。

二宮:あのー、シンプルに震えてます。(先週)僕はゲストで来て、その後に打診ももらって、変な話、検索しちゃうんだよね。そうすると、この番組のファンの人たちも検索してるんですよ。新しいMCは誰なんだ? タカさん(石橋貴明)? 浜ちゃん(浜田雅功)? ……辞めたくなるよね。やめてみんな、本当にお願いだから。そんなね、(予想より)下回ることなかなかないから。

フジテレビ「だれかtoなかい」公式ウェブサイトより

――前週のオープニングでは、中居の一人語りが話題になった。放送作家の高田文夫が絶賛したほどだが、二宮もなかなか上手い。

二宮:でも、検索してみて、注目度の高い番組なんだってこと改めて気づかされましたし、それを担うことになりました。何回できるかわからない。もしかしたら来週、別の人になってるかもしれない。けども、そういう番組に関わらせてもらえるのは本当に有難いですし、また二人の関係が楽しめる番組になれるように頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

――こうした二宮の姿を、扉の隙間から妬ましそうに睨みつけていた中居が登場し、まずスタッフの二宮への歓迎ぶりをボヤキはじめた。

「まつもtoなかい」は松本の番組だった

中居:信じられない! (二宮に対して)「イヨッ!」って言ったの誰? 俺、今まで言われたことない!

 民放プロデューサーが言う。

「視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯が7・4%と今年に入って最高、個人も5・1%と合格点でした。なにより、裏の『行列のできる相談所』(日本テレビ)の世帯6・7%を上回ったのはすごい。つまり、松本不在の大きな穴を二宮が埋めたというよりも、『まつもtoなかい』より数字も良く面白かったというわけです」

“ぶっ倒れそうな番組”だったはずだが。

「確かに、芸人トップの松本とMCトップの中居のマッチングは他にはないインパクトがあり、どこも真似できないテレビ界No.1のキャスティングでした。ところが、フタを開けると松本色の濃い番組で、中居は松本を邪魔しないよう、笑いも松本に頼りすぎていた。そのため、本来の中居の面白さ、毒素を封印していたように思います。結果、視聴率も思ったように伸びなかった。ところが、『だれかtoなかい』になり、中居の弾けたMCぶりが光っていました。元SMAPの中居と嵐の二宮という組み合わせも他にはなく、松本以上のインパクトがありました。二人の関係性を上手く活かしたやり取りが秀逸です」

早くもコンビ芸

 この日のゲストは俳優のムロツヨシ(48)とお笑いコンビのサンドウィッチマン(伊達みきお=49、富澤たけし=49)だった。ムロが「役者として努力していることを二宮は話そうとしない」と訴えると、

二宮:中居さんがお芝居やってた頃って(努力していることを)言ってました?

中居:お芝居やってた頃って、何、俺もう辞めたって思ってるの?

二宮:……。

 また、ムロとサンドウィッチマンが30歳まで芽が出ず、アルバイトをしていた苦労話を明かすと、

中居:30……。だって僕ら、30歳の時、大スターだったもんね。

――大きく頷く二宮。

伊達:何でそんな話、言えるんだよ!

中居:見ればわかるよね、俺なんか30歳の時は……。

二宮:(満面の笑みで)スーパースターです!

伊達:やかましいわ!

中居:(二宮は)第2章くらい来てるけど、俺は30歳の時は第3章くらい。

ムロ:何このMC!(カメラに向き直り)合ってますか? 視聴者の皆さん、合ってますか?

「二宮は先輩である中居をイジり、中居にイジられた時の対応能力も高かった。そして二人が組んでゲストをイジり、しっかり笑いにしていました。番組全体としてはこれまでよりも楽しさが感じられ、トーク番組として面白いと高評価です。もちろん、ムロとサンドというゲストに助けられたところも大きい」

 彼らは中居よりも年下だった。

灯台もと暗し

「松本不在となって、今回、ゲストを含めた番組の最年長は中居でした。これまで彼が務めてきた進行役は二宮に任せ、重しが取れたかのようにイキイキとして見え、別の番組になったようにも感じました。中居と二宮のMCマッチングは大成功だったと思います」

 息の合った二人だが、これまで特に仲が良かったわけでもないという。

「共演もほとんどありませんでしたし、深い親交があったという話も聞いたことがない。オンエアを見る限り、中居が二宮を指名したわけでもないようです。それでも二宮はMCもできる後輩であり、彼との共演は中居を張り切らせる大きな要素になったはずです」

 二宮の“代打”はいつまで続けられるのだろう。

「二宮のスケジュール次第でしょうが、ずっとやっていけると思います。今後、大御所や先輩、初対面や関係性の薄いゲストが来た時、彼がどれだけ対応できるのか気になりますが、中居とのMCであれば問題ないでしょう」

 次回のゲストは女優の真木よう子(41)と俳優の新田真剣佑(27)だ。中居よりも年下だから、これも心配なさそうだ。

「ダウンタウンの浜田は『松本人志の代わりはいない』と言いましたが、確かにそうでしょう。中でも『まつもtoなかい』は代打が見たらない番組と思われていましたが、二宮とのマッチングが成功した。二宮に松本の代わりはできないでしょうが、中居の新たなパートナーとして番組に大きく貢献したのは間違いない。代役は意外にも中居のすぐ近くにいたということです」

デイリー新潮編集部