福井県産ブランド食材を使った、21種類の絶品メニューを味わおう/撮影:ソムタム田井

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ルミネ新宿、ルミネエスト新宿、ニュウマン新宿では、2024年1月9日〜31日(水)の期間、福井県の食材を使った期間限定のメニューを提供する「福井 FOOD FAIR」を開催中。初日には試食会が実施され、一足早く限定メニューの食べ比べを楽しませてもらった。

【写真を見る】“せいこがに”の甲羅盛りと“もちえび”を贅沢にトッピングしたピザなど、気になるメニューが目白押し!

今回の催しは、2024年3月16日(土)の北陸新幹線 福井・敦賀開業で注目を集める福井県とのコラボレーション企画。福井県には多くのブランド食材があり、この度の「福井 FOOD FAIR」では、越前がに、せいこがに、ふくいサーモン、敦賀真鯛、ふくい甘えびといったブランド水産物を中心に全7種の福井県産の食材を使用。ルミネ新宿3館の18ショップが期間限定メニューを21種類も開発し、提供する催事となっている。

■ブランド食材のうち一部を紹介

越前がに

“越前がに”は、福井県内の港に水揚げされたズワイガニの呼称。脚には身が詰まり、旨みが凝縮。ぷりぷりな甘い身の奥深いおいしさは、まさに“冬の味覚の王者”。いちど食べたら忘れられないと多くの食通を虜にしている、福井県を代表する食材だ。

せいこがに

“せいこがに”とは、越前がにのメスのことで、特徴はお腹の中の外子と呼ばれる受精卵。プチプチとした触感が美味で広く知られている。また、内子と呼ばれる濃い橙色の卵巣は、“赤いダイヤ”の通称でも知られ、こちらも珍味として親しまれている。

ふくいサーモン

福井県の海で育てられたトラウトサーモン(ニジマス)は、“ふくいサーモン”と呼ばれている。低水温で水質がよく、養殖にも適した県内の沿岸4カ所で育て上げたふくいサーモンは、上品な脂の乗りと豊かな旨味、もっちりとした肉質などで好評を博している。

敦賀真鯛

福井県内で養殖されている最高ランクの真鯛の呼称。冬の日本海という過酷な環境下で育った敦賀真鯛は、急激な水温変化にも耐え抜く強い生命力を持っている。身質、魚体の色味、脂の乗りが非常によく、歯応え、歯触りの良さも抜群。さっぱりとした味わいが特徴超的な食材として知られる。

■期間限定メニューのうち5品を実食

紅ずわいがにと百合根のキッシュ

紅ずわいがにとカニみそを、旬の百合根と一緒にキッシュに仕上げた一品。カニの濃厚な味わいと、百合根のやさしい味わいが楽しめる。

価格:660円/LE PAIN de Joël Robuchon(ニュウマン新宿 1F)

“せいこがに”とソフトシェルシュリンプのビスククリームPizza

せいこがに1杯分の甲羅盛りと、殻ごと食べられる“もちえび”を贅沢にトッピング。身の甘みと濃厚なミソを同時に楽しめる特別な1枚。

価格:4200円/800゜DEGREES NEAPOLITAN PIZZERIA(ニュウマン新宿 2F エキソト)

かにいくらと福井の恵みの甘えび丼

人気のカニいくら丼に福井県の恵みである甘えびを追加。さらに豪華な海鮮丼として味わえる贅沢な一品。

価格:1400円/すし屋のはなれ、(ニュウマン新宿 2F エキナカ)

キッシュ・オ・クラブ・エ・アスペルジュ

紅ずわいがにに加え、アスパラガス、クリームチーズ、グリュイエールチーズなどを使用した、食べ応えのあるキッシュ。

価格:777円/PAUL(ニュウマン新宿 2F エキナカ)

海老のフリット

シンプルに皮ごとパリッと揚げ、数種類のハーブ風味に仕上げたフリット。海老の甘味とハーブの香りが絶妙にマッチしている。

価格:1100円/ROSEMARY'S TOKYO(ニュウマン新宿 6F)

ちなみに、「福井 FOOD FAIR」に参加している「800° DEGREES NEAPOLITAN PIZZERIA」では、催事の期間中、ガラス一面にダイナミックな和紙アートが施される。

こちらは和紙ソムリエとして越前和紙の文化や歴史の魅力を国内外に発信し続けている杉原吉直さんと、伝統工芸士である長田和也さんが繰り出す技法“飛龍”を用いたもの。店舗を訪れた際は、さまざまな期間限定メニューを味わいつつ、越前和紙によるガラス装飾も併せて楽しんでほしい。

取材・文=ソムタム田井

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