フワフワ食感のだし巻き卵はジュワッと染み出たダシがたまらないおいしさ。お弁当にもおつまみにも喜ばれる一品ですが難しい印象がありませんか?基本の作り方から白だしや麺つゆを使った手軽な作り方をご紹介します。

今回は、基本の作り方と手軽にできるレシピ、そして具材を混ぜ込んだアレンジレシピを12選ご紹介します!

■絶品「だし巻き卵」の基本の作り方
まるで料亭で味わうような上品でふわふわ食感が味わえるだし巻き卵の作り方をご紹介します。巻きすで形を整えれば大丈夫!まずはレシピ通り作ってみてくださいね。

基本のだし巻き卵


【材料】(2人分)

卵 3個
<調味料>
  だし汁 大さじ 2
  酒 小さじ 2
  砂糖 小さじ 2
  塩 小さじ 1/3
サラダ油 適量
甘酢ショウガ 適量

【下準備】

1、卵を溶きほぐし、<調味料>の材料を加えてよく混ぜ合わせる。



【作り方】

1、卵焼き器を中火で熱してサラダ油を薄くひき、卵液の1/3量を流し込んで全体に広げる。



2、周りがかたまって半熟になったら、向こうから手前に巻き、卵を向こう側に寄せる。



3、サラダ油を全体に薄くひき、残りの卵液の半量を流し入れ、巻いた卵を菜ばしで持ち上げてその下にも卵液を流し込む。



4、周りがかたまって半熟になったら向こうから手前に巻き、同じ様にもう1度くり返す。焼き上がったら、巻きすで巻いて形を整える。粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切って器に盛り、甘酢ショウガを添える。



■めんつゆや白だし、甘めのものも【簡単本格だし巻き卵 3選】

・【白だし】「簡単なのに料亭風!あんかけだし巻き卵」


卵に白だしと水だけで味が簡単に決まるだし巻き卵。あんかけをかけて料亭のような一品に!

・【めんつゆ】めんつゆでだし巻き卵


めんつゆで作るお手軽なだし巻きです。卵液に入れた片栗粉が沈まないようフライパンに流し入れる度に卵液を混ぜるようにしましょう。めんつゆや白だしは2倍濃縮や3倍濃縮など種類が豊富なので、味を見ながら調整してくださいね。

・【甘め】だし巻き卵(甘め)


砂糖入りの甘い出汁巻き卵はとろける美味しさです。砂糖を入れる場合は焦げやすくなるので火の調節を気を付けて。だしの旨味と優しい甘みで皆が笑顔になる味です。

■具材入り【だし巻き卵バリエーション 8選】

・【ほうれん草】ほうれん草入りだし巻き卵


ほうれん草入りで彩りが美しいだし巻き卵。ゆでたほうれん草の水気をしっかり絞ってください。鉄分が摂れるのでお弁当やお酒のおつまみにも◎

・【シラス】シラス干し入りだし巻き卵


カルシウムが豊富なシラスをたっぷり入れただし巻き卵。シラス干しに塩気があるので塩は少々でOKです。大根おろしをたっぷり添えて食べてくださいね。

・【ウナギ】う巻き卵


京都では、惣菜屋やだし巻き屋に普通においてある「う巻き卵」。お店にうな重を食べに行くと、お重と肝のお吸い物にう巻きが一緒に出されます。

・【ショウガ】甘酢ショウガ入りだし巻き卵


残りがちな甘酢ショウガを刻んでだし巻きに入れました。ショウガがピリッと効いただし巻きにはみりんを少し加えてまろやかに仕上げましょう。

・【納豆】納豆のだし巻き卵


ごはんに合う納豆入りのだし巻き卵。納豆は水洗いしてから使うのがポイントです。食べ応えがあり、納豆の香りが食欲をそそる一品です。

・【ホタテ缶】うまみたっぷり!ホタテ缶入りだし巻き卵


ホタテの缶詰を汁ごと使った味わい深く贅沢なだし巻き卵です。サラダ油の代わりにゴマ油で作るとちょっぴり中華テイストになりますよ。

・【カニカマ】カニ風味カマボコ入りだし巻き卵


炒め物や和え物など、万能に使えるカニ風味のカマボコはだし巻きにも合います。ブロッコリーも入れて彩りよく仕上げましょう。野菜が苦手なお子さんでもパクパク食べてくれる優しい味わいです。

・【チーズ】チーズ入り卵ロール


イタリアンパセリや、オリーブがアクセントになったカマンベールチーズ入りのだし巻き卵です。白ワインやスパークリングワインなどのお酒と合わせても良いでしょう。このままバゲットに乗せてオードブル仕立てにしても良いですね。

家にある材料を自由に混ぜ込んで色々アレンジして作ってくださいね。卵があればできるだし巻き卵はお弁当やサンドイッチにもぴったり。マスターすると料理の幅が広がります。
(豊島早苗)