サメの出没を警告する標識。豪ニューサウスウェールズの海岸で(2015年1月17日撮影、資料写真)。(c)PETER PARKS / AFP

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【AFP=時事】豪サウスオーストラリア(South Australia)州ヨーク半島(Yorke Peninsula)で28日、サーフィンをしていた15歳の少年がサメに襲われ死亡した。

 州警察によると、少年の遺体はエセル・ビーチ(Ethel Beach)と呼ばれるサーフスポットの近くで回収された。少年は州都アデレード(Adelaide)郊外から来ていた。

 現地紙アドバタイザーの取材に応じた住民は、サメに脚をかまれた少年と助けに駆け付けた別のサーファーの周りを「そのサメが回っていた。辺りは血だらけだった」と話した。

 少年を襲ったサメの種類は不明だが、同州沿岸はホホジロザメの生息域として知られている。

 10月下旬にもグラニッツ・ビーチ(Granites Beach)付近で男性サーファー(55)が襲われ、遺体は発見されていない。現場近くでは大きなホホジロザメが目撃された。

【翻訳編集】AFPBB News

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