72歳、月8万円で食生活を賢く楽しむ工夫。お惣菜は安くなるタイミングを狙う
お金としっかり向き合い、心豊かに暮らしている方の暮らしぶりを紹介します。72歳でひとり暮らしのユーチューバー・ロコリさん(72歳)は、年金+アルバイトで月収約8万円。そのなかで、「食事をおいしく賢く楽しむコツ」について教えてもらいました。
月8万円、食生活をおいしく賢く楽しむコツ
「節約も大事だけど、機嫌よく暮らせることも大事」と、ロコリさん。
日々の食事は神経質にならない程度に健康に気づかい楽しい食器とおいしいもので食卓を彩ります。料理が苦手でも、スタイリッシュな家電があれば気分は上々です。
●料理は労力をかけずに必要な栄養をとる
ひとり暮らしは健康管理が大事。棚にはオメガ3のオイルやオーガニックのココナツオイル、タンパク質を補うプロテインパウダーなど、体を気づかう食品とともに、おいしさを引き立てるトリュフ塩なども。
「お昼はチャーハンなどでパパッと。夜は簡単にできるおかずとサラダ、みそ汁。母がいたころは煮魚などもつくりましたが、今はお惣菜が安くなるタイミングを狙って買ってきます(笑)」
朝食は豆乳ヨーグルトに冷凍のブルーベリーを加えて電子レンジでちょこっと加熱(冷たいのが苦手なので)。キウイやオートミール、コレステロールを減らしてくれるオメガ3を含むインカインチ(グリーンナッツ)オイルをプラスします。
●食材は無駄なくおいしく。「野田琺瑯」の容器で野菜を保存
野菜を積極的にとりたいと思う一方、使いきれないことも。
「デパート勤務時代、キッチン用品売り場の同僚から野菜ももつし、冷蔵庫の中も片づくよ、と勧められて野田琺瑯の容器を使い始めたんですが、本当に優秀でびっくり。葉ものは最後までシャッキリおいしいし、バナナも色が変わらないんです。あまりにいいので、母の葬儀の香典返しにしたほどです」
●デザイン重視で選び抜いた「バルミューダ」の調理家電
古い家のキッチンにも不思議と調和する、おしゃれでシンプルな電子レンジやオーブントースター。
「ひとり暮らしでも楽しく元気に過ごすために投資するつもりで買いました。デザイン優先で探して、家電量販店に何度も通って使い勝手を確かめました」
●ひとりの食卓もにぎやかに!友人手づくりの食器が大活躍
テーブルに並ぶカラフルなお皿は、なんとお友達の作品!
「毎年忘年会をするぐらいの仲よしが2人いるんですが、ともに陶芸が趣味。年に一度の展示会で作品をまとめ買いします。手軽な価格もうれしいけれど、愛情たっぷりの楽しいデザインが魅力的なんです」
右奥の花柄角皿と花柄の小鉢、左手前のウサギの角小皿は松本たつえさん作。
青い角皿、レモンイエローの楕円皿、バラの角皿は和田志津江さんの作品です。
●北九州はおいしいものがたくさん!応援のつもりで地元の味を
福岡の名物・明太子の切り子(半端切れ)と昆布を漬けたものや野沢菜となめこなど、地元メーカー・かば田のおかずは3パックで1000円! おやつは明太子味の『めんべい』です。
『a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4594621279/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4594621279&linkCode=as2&tag=esseonline0a-22" target="_blank">ゆとりある日々を過ごしている人の素敵なお金の使い方 2024年度版』(扶桑社ムック)では、今回紹介した以外にも、自分らしいお金の使い方で幸せに暮らしている人たちを紹介。そのほか、年金のもらい方、老後の安心な住まいなど、プロのアドバイスも満載です。