ぞくぞくと最終回を迎えている2023年の秋ドラマ。いよいよ大詰めを迎えている作品のひとつが『セクシー田中さん』(日本テレビ系・日曜22時半〜)です。現在は第9話まで放送されていますが、過去の回はTVerやHuluにて配信中です。ここでは、第9話の見どころを振り返ります。

恋の花が咲き誇る?ドラマ『セクシー田中さん』9話の見どころを振り返り

本作は芦原妃名子さんによる同名マンガが原作。

昼間は地味なアラフォーOL。でも、じつはセクシーなベリーダンサー・Saliというもうひとつの顔を持つ田中さん(木南晴夏さん)。友達も恋人もいなかった田中さんでしたが、同じ会社で働く派遣OLの朱里(生見愛瑠さん)にベリーダンサーだということがバレて以来、少しずつ環境にも変化が。朱里はいまやすっかり仲のよい友人です。

そして昭和の価値観に縛られ、田中さんにも言いたい放題の失礼な男・笙野(毎熊克哉さん)とはなんだかいい雰囲気…でしたが…。

●田中さんのおかげで幸せを手に入れそうな笙野ですが…

親のススメでふみか(朝倉あきさん)とお見合いをすることになった笙野。

あの失礼な笙野のことだから、なにかやらかすだろうと思いきや、失礼なことをしつつもそれをフォローできるぐらいの気遣いも見せ、なんと結婚を前提としたおつき合いが始まります。

女性への気遣い、キッチンに立つことも抵抗がない姿勢、そして趣味(ダラブッカ)も持っていて…そんな笙野はふみかには素敵な男性に映ります。が、それは田中さんのおかげ。その自覚がある笙野の中にもモヤッとした感情が広がります。

以前のままの笙野だったら、ふみかとの交際はきっとかなわなかったでしょう。田中さんには異性としての感情はないはず、ですが難しいところ…。好きとは、だれかと一緒に暮らすこととは…といったことを考えてしまいます。

●三好(安田顕さん)がセクシーすぎて卒倒しそう!

一方、田中さんは笙野のお見合いの話を聞いて、なんとも言えない表情です。

そんな田中さんを気遣うのは三好(安田顕さん)でした。笙野のお見合いの話題で盛り上がる場からさりげなく引き離したり、田中さんだけに店「Sabalan」の新メニューの試食を頼んだり。明らかに前よりも距離が縮まっています。

二人きりになったときに田中さんへの想いを語る三好。

「ピュアで真っすぐで俺なんかが触れちゃいけない人」としつつ、「でも俺が思うよりもパワフルで、大人で…」と続けます。確かに、以前から田中さんに対する三好の好感度が高いのは見えていましたが、急展開!

そして「キスしていい? いや?」。思わず、テレビの前で「キャーーー!!」と叫びたくなる展開です。

が、田中さんはそのキスを受け入れられず、店から飛び出してしまいます。

笙野といい関係だったから? 三好が既婚者だから? といろいろ推測してしまいますが、シンプルに、恋愛初心者の田中さんに三好は上級者すぎるということも。

次週、いよいよ最終回! 田中さんのこれからはどうなる…!?